森と人の関係は、どうなっていくだろう。

家の資材や燃料として、ずっと昔から、私たちの生活に欠かせない木。
そんな暮らしを続けられたのは、使った分だけ木を植える「循環」が成されていたから。
けれど、つづけていくのは難しく、求められることも段々と減ってしまった。
いつからか、この国の森は忘れさられつつある。

どうすれば、森を循環させられるんだろう。
この問いに「森の中」は向き合っている。

ここは、森を知り、感じるためのメディア。
あるのは、書かれているありのままの現状と、それを読んで心に浮かぶ、人それぞれの想いだけ。

循環可能な資源である木と共に生きていく未来を、探しつづけていく。
森について想いを馳せる人が一人でも増えることを願いながら。