キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」が焚き火イベント「アサマ狼煙(のろし)」を開催
有限会社きたもっくは2021年11月1日、同社が運営するキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」と宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」において、同年11/13(土)と14(日)に、軽井沢の豊富な森林資源を活かした焚き火イベント「アサマ狼煙」を開催すると発表しました。
「有限会社きたもっく」の地域資源を事業に活かす取り組み
きたもっくは、北軽井沢で広葉樹を中心に自伐型林業を展開しながら、キャンプ場や宿泊型ミーティング施設を運営している会社です。遊休山林や耕作放棄地では植生循環を促す養蜂にも取り組み、木は薪や建築素材に、蜂蜜は食材や加工品として運営する施設で活用しているということです。
地域資源の多面的な価値化と自然と人がつながる場づくりにより、地域の未来を持続可能なかたちで創造していく事業展開は、分断された産業の枠を越えた新しい地域産業モデルに繋がる取り組みとして、2021年度のグッドデザイン賞において「グッドデザイン金賞」を受賞しています。
1994年に同社がオープンしたキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」では、2017年から自社で地域の山林から木を伐採し、高品質な薪や建築材を作って活かす「循環型の取り組み」を行っています。また、伐採現場となる山林へのトレッキングツアーを行うなど、キャンプを通じて自然とつながる体験を提供し、アウトドアの枠におさまらない地域事業モデルを発展させています。
アサマ狼煙で楽しめること
同キャンプ場は、これまでも焚き火や薪ストーブによるキャンプ料理を、地域の食材や食文化と共に提案してきたといいます。「アサマ狼煙」は、山から切り出された木を直接キャンプ場へ運んだ「ダイナミックな焚き火」を楽しむイベント。2メートルを超える原木サイズのスウェディッシュトーチや北欧式の丸太焚き火炉が用意されるほか、参加者は各自で持ち込んだ食材を薪火や炭火で焼く醍醐味を味わうことができます。
このイベントには、群馬県が誇るブランド牛・赤城牛を育てる「鳥山畜産食品株式会社」や、北軽井沢がある同じ長野原町で、明治五年から酒造りを行い、群馬県の酒蔵では最も西に蔵を構える「浅間酒造株式会社」、群馬県産の無農薬ハーブのみを使ったオリジナルハーブソルトを作る「株式会社森の香」などが出店するということです。
<アサマ狼煙>
日 時:2021年11月13日(土)・14日(日)
場 所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
北軽井沢スウィートグラス https://sweetgrass.jp/
なお、日帰りで参加する場合はキャンプ場への入場料が必要です。