【企業研修×信州×新聞社】信州の大自然を舞台にした野外研修をオーダーメードで設計する「信州アウトドア研修」がスタート
長野県を発行エリアとする信濃毎日新聞社は2022年1月26日、野外でのアクティビティを取り入れた企業研修(事業名「信州アウトドア研修」)を開始したと発表しました。新型コロナウイルス感染症流行下でオンライン方式の企業研修が目立つ中、対面で行い、座学とは異なる成果が期待できる研修として長野県内外の企業等に提案していくということです。
野外教育学の論理に基づいたプランを展開
信州には日帰りの登山やハイキングなどで楽しめる山が数多くあります。信州アウトドア研修は、年齢も体力も異なる職場の上司や部下が一緒に、自然の中で起きる予期せぬ出来事に遭遇しながら、目標の達成を目指す研修だということです。
本研修ではビジネスの現場と同じく、チームのメンバーが様々な選択肢を検討し、議論を重ね、納得できる方策を見出すことが必要となるため、その過程で一人一人のコミュニケーション力やリーダーシップが鍛えられるといいます。
同事業パートナーで、研修の講師を務める株式会社信州アウトドアプロジェクトの代表取締役・島崎晋亮氏は「野外での研修で起こることは、ビジネスの世界とかけ離れて見えますが、『実社会の縮図』といえるほど類似しています。職場での課題は職場にいると見えにくいですが、野外ではその課題が浮き彫りになります」とコメントを寄せています。
本研修は2日間程度で希望に応じて設計し、企業のニーズを聞き取ってつくるオーダーメードが基本です。バーベキューや焚き火トークなどのレクリエーションを組み合わせたプランも可能とのこと。社内のコミュニケーション活性化や福利厚生を重視した内容にも対応できるとしています。
オーダーメード以外に、リーダーシップの養成を目指す管理職研修などテーマや日時、場所を決め、複数の企業から募る「異業種参加」形式の研修もあり、初回は4月に開催を予定しているということです。
信州アウトドア研修の詳細
●実施人数
・ 4~8人のチームに講師が1人ついて実施
●研修テーマ例
・チームビルディング研修(既存部署の活性化、新規プロジェクト立ち上げ時、スタートアップ企業など)
・リーダーシップ養成研修(管理職対象など)
・社会人基礎力向上研修(新入社員対象など)
●期待できる研修効果
決断力、コミュニケーション力、状況判断力、挑戦する力、自己肯定感、レジリエンス、他者理解など
●研修場所
長野県内の低山(受講者の体力などに応じて決定)、公園や体育館、会議室など
●研修料金
受講者1人1日3~5万円程度
(企画・下見費、講師人件費、個人報告書作成費、保険料などを含め)
※オーダーメードのため、参加人数などによって異なる
【株式会社信州アウトドアプロジェクト】
https://www.outdoorproject.jp