東京都多摩市と「プラスチックごみ削減の推進に係る協定」を締結。プラゴミ削減に取り組むウォータースタンド株式会社の取り組みとは

東京都多摩市と「プラスチックごみ削減の推進に係る協定」を締結。プラゴミ削減に取り組むウォータースタンド株式会社の取り組みとは

2022.04.01

水道直結ウォーターサーバーのレンタル事業を行うウォータースタンド株式会社(以下、ウォータースタンド)は2022年3月29日、同月24日に東京都多摩市と「プラスチックごみ削減の推進に係る協定」を締結したと発表しました。自治体と協働しながら同社の事業を通じてマイボトル利用を普及させることで、プラスチック削減に取り組む意向です。

協定の風景

多摩市とウォータースタンドが協働し、プラスチック削減に向けて取り組む

多摩市と多摩市議会は、気候の危機的状況について市民と気候危機を共有するとともに、地球温暖化対策に取り組むため、2020年6月に「多摩市気候非常事態宣言」を発令。2050年までに「二酸化炭素排出実質ゼロ」の達成、使い捨てプラスチック削減や生物多様性を推進するべく、水とみどりの保全を積極的に進めることを定めています。

ウォータースタンドはプラスチック製品の使用を抑制し、海洋汚染の防止・ごみの減量・地球温暖化対策等に寄与するため、本協定を締結。同社は公共施設にウォータースタンドを設置することで、市民のマイボトル持参とペットボトル等のワンウェイプラスチック製品の使用抑制や、ワンウェイプラスチックごみの削減等を推進します。

また、同社は多摩市との協働活動において、学校や地域、市民、事業者、NPO、行政機関などの主体による環境に関する学習や体験などの環境教育、環境学習の実施を計画しているとのこと。これにより、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを推進する意向です。同時に、同社のこれまでの知見を活用することで、住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に寄与していく考えを示しています。

ウォータースタンドの「使い捨てプラスチックボトル削減」に向けた取り組み 

同社は「使い捨てプラスチックボトル30億本の削減」をミッションに掲げ、全国32の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進。同プロジェクトは、誰もがアクセスできる水道水を活用し、環境負荷が少ない給水スタンドを整備することで、マイボトル活用を推進するものです。

同社は本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による気候変動の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現させていく考え。また、本取り組みへの協力をさまざまな組織・団体等に呼びかけ、日本全国に拡大していきたい意向です。