自然の枝ぶりを表現した、2階建てのツリーハウスが完成
※この記事は、イランの2階建てツリーハウス(shaygan gostar designs treehouse in iran to evoke natural branch lines)の内容をご紹介したものです。
イランの「Shaygan Gostar Architectural Group」は、ロワイヤン市郊外の田園地帯に、2階建てのツリーハウスを作りました。想像力と冒険心をかきたてられる造りとなっています。クライアントは、既存のカントリーハウスの隣に新しい空間を構築することを希望していたと言います。
ツリーハウスの概要
敷地の評価を行った後、建築家は新しいツリーハウスを家に隣接する形で、谷に面して配置することを決定。既存の樹木を残し、敷地の自然な傾斜に合わせた千鳥格子の2階建て構造にすることにしました。屋根付きのテラススペースでは、居住者は木々の間でランチを楽しむことができます。上階には、薪ストーブのあるメインリビングや、小さなトイレがあります。
「Shaygan Gostar Architectural Group」は、専門家たちとの相談のもと、既存の木の幹に固定するツリーハウスの構造を実現。専門家たちは、木の「樹齢」や「新築時の荷重に耐えられるかどうか」を評価しました。
ツリーハウスは、周囲の自然環境に溶け込むように、濃い色で塗られた木で覆われています。 既存のカントリーハウスとも、リンクする質感です。建築家は、「木の自然なラインを呼び起こしたり、カントリーハウスに近づけたりするため、ツリーハウスのフォルムには折れたり傾いたりしている面を使いました」と語っています。
【参考】shaygan gostar designs treehouse in iran to evoke natural branch lines