相模原市は2022年4月28日、同年4月よりテレワーク拠点「森のイノベーションラボFUJINO（愛称：森ラボ）」の本格運営を開始したと発表しました。同施設は緑豊かなアートのまち”藤野”にあり、テレワークはもちろん、サテライトオフィスやワーケーションとしての利用も可能だということです。

自然豊かな場所にあるテレワーク拠点「森ラボ」とは

森ラボは都心から約1時間の場所に位置するテレワーク拠点です。同施設は、多様な働き方や交流を提供できる場として、高速通信はもちろん、個室や会議スペースなど快適に仕事や作業ができる環境が整っています。公共施設の一部をリノベーションしており、地元の津久井産材を活用した内装はウッドデザイン賞2021を受賞しました。

森ラボ公式ホームページ
https://morilab-fujino.jp

森ラボの運営コンセプト

森ラボは、働く場の提供はもちろんのこと、芸術のまち・藤野ならではのアート思考やクリエイティブな視点から「様々な地域課題を解決に導きだす場」、さらには「利用者や地域、行政を繋ぐ場」としての活用を目指す意向です。「SDGs with ART」を運営コンセプトに掲げており、社会課題解決に向けた取組として様々なプロジェクトを実施。居住地や年齢にかかわらず誰でも参画でき、「こんな社会課題に取り組みたい」「プロジェクトを作りたい」「300人以上いる地域のアーティストとコラボしたい」など、様々な目的で森ラボを利用することができます。

【プロジェクトの例】
・「森の再生プロジェクト」
なら枯れを使った炭づくり

・「農産物商品開発プロジェクト」
地元の高校生が主体となって、出荷されない地域農産物を使ったお茶漬け（お茶や柚子を使用）の商品開発

森ラボの施設概要

所 在 地：相模原市緑区小渕2012（藤野総合事務所会議室棟2階・3階）
営業時間：月～土曜、8時30分～19時
対 象 者：どなたでも（市内外問わず）
利用方法：予約不要。ただし初回利用時に利用者登録が必要
利用料金：有料（令和4年6月まで一部無料）※登録初日無料
アクセス：
＜電車の場合＞JR中央本線「藤野駅」より徒歩3分
＜車の場合＞中央道相模湖ICから約5分