青山商事株式会社が衣料品の回収量に応じた金額を森林保全団体に寄付。‟多様性のある森づくり”を支援
青山商事株式会社は2022年5月17日、不要になった衣料品の回収量に応じて1キロあたり2.5円を森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に寄付したと発表しました。この取り組みは“多様性のある森づくり”に向けた支援であり、エコ活動を推進する『Team AOYAMA Eco Project』の一環だということです。
青山商事が行っているエコ活動の取り組み
青山商事はこれまでも、「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」「ホワイト ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサル ランゲージ」「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」の店頭にて不要になった衣料品を回収する、リサイクル・リユースに取り組んできました。
同社が回収した衣料品のほとんどは、海外へのリユースもしくは車の断熱材や荷物の緩衝材などにリサイクルされています。また、回収した一部のスーツを使用した災害支援用リサイクル毛布を作製し、2019年からは地方自治体(計5自治体)への防災対策支援として寄贈を行っています。
2021年度より回収額に応じた森林保全団体への寄付を開始
2021年度からは、回収量に応じて1キロあたり2.5円を森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」へ寄付する活動も開始しました。初年度(2021年4月〜2022年3月)は合計340,129キロを回収し、850,322円を同団体へ寄付したということです。
「more trees」は、音楽家・坂本龍一氏が代表を務める一般社団法人です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすため、坂本龍一氏らが発起人となって、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。
今回の寄付は、高知県梼原町(ゆすはらちょう)の森づくりに役立てられます。梼原町は、林業はもちろん、森林セラピーや木質バイオマス、風水力発電などの自然エネルギーへの取り組みにも力を入れており、同団体が森の保全活動「more treesの森」の展開を開始した地域でもあります。「more treesの森」では植林や間伐を行うことで、様々な森の機能の回復に繋げていきたいとしています。
「more trees」ホームページはこちら
https://www.more-trees.org/
リサイクルキャンペーン概要
青山商事で現在行っているキャンペーンは次の通りです。
●洋服の青山業態「下取りキャンペーン」
https://www.y-aoyama.jp/service/recycle.html
対象アイテム | スーツ、フォーマル、ワイシャツ、ネクタイ ベルト、靴、レディス衣類、学生服など |
引取り | 全国の「洋服の青山」 (一部店舗・オンラインストアでは回収を行っていません。) |
特典 | 10%OFFクーポン券 |
●TSC各業態「リサイクルキャンペーン」
https://www.uktsc.com/cont/special/recycle/
対象アイテム | スーツ、フォーマル、ジャケット |
引取り | 全国の「ザ・スーツカンパニー」「ホワイト ザ・スーツカンパニー」 「ユニバーサルランゲージ」「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」 (一部店舗・オンラインストアでは回収を行っていません。) |
特典 | ・割引クーポンを公式アプリ内に配信 (スーツ・フォーマル回収の場合税込11,000円以上購入で3,000円OFF、 ジャケット回収の場合税込11,000円以上購入で2,000円OFF) |