konokiと立命館大学が共同開発。木から生まれたお茶「TREE TEA」を数量限定で販売

konokiと立命館大学が共同開発。木から生まれたお茶「TREE TEA」を数量限定で販売

株式会社konokiは2021年10月31日、立命館大学経営学部「林永周ゼミ」とともに、木から生まれたお茶「TREE TEA」を共同開発したと発表しました。国産ウイスキーの樽製造過程で発生する端材・廃材を活用した木材のアップサイクルにより、サスティナブルな循環を生むことに挑戦するものだといいます。本商品は、同年11月1日から立命館大学の構内にて数量限定で販売されます。

国産木材の需要創出に挑戦すべく、約1年の試行錯誤を経て誕生

konokiは、2020年から国産木材の需要創出に挑戦すべく、木を通じた新しい体験づくりを行ってきました。「樹木ベースの木茶開発」は活動当初から商品化を目指すも難航していました。

そのようななか、2021年4月にとある酒樽メーカーと出会ったことにより、世界的に評価を得ているジャパニーズウイスキーの製造に欠かせない「ミズナラ樽」を活かし、新しい木茶を生み出すことに成功。さまざまな実験を繰り返し誕生したのが、木の魅力的な香りと味をもつ「TREE TEA」です。

本商品には、樽製造の過程で発生する端材や廃材が使用されています。同社はこの開発が、今まで価値がないとされていた木材に新たな付加価値を持たせて製品化する「アップサイクル」として、新たなサスティナブルな循環を生む挑戦でもあると考えています。

共同開発への想い

共同開発を行った立命館大学の林永周氏は「当初の計画通りに行かないこともありましたが、その都度臨機応変に対応しながら、最終的には商品としても、コンセプトとしても素晴らしいものができたと思います。」とコメントしました。

同社代表の内山氏も「実際に生産者の声に耳を傾けたことで、コンセプトとしても商品としても質の高い、これまでにないような自信作ができたと思います。」とコメントを寄せています。

TREE TEAは後味まろやかなバニラ風味の木香が広がるお茶

TREE TEAは、「木を飲む」という新体験が味わえるお茶です。北海道産のミズナラを使用した樽材と、八女(福岡)の茶葉をブレンドしたティーバッグタイプの木茶で、茶本来の味わいとともに、後味まろやかなバニラ風味の木香が楽しめます。

商品名:TREE TEA
価格:1,296円(税込み)(3.5g×10ティーバッグ入り)

TREE TEAの美味しい淹れ方

1. カップにティーバックを1包入れ、お湯 (98℃〜100℃) を約120ml注ぎます。

2. ソーサーなどで蓋をして約1分蒸らします。

3. お好みの濃さでティーバックを取り出し、完成です。

木から生まれたお茶