デイキャンプにおすすめのテント10選!テントはいらない?タープとどっちがいい?気になる疑問も解説

デイキャンプにおすすめのテント10選!テントはいらない?タープとどっちがいい?気になる疑問も解説

手軽に楽しめるアウトドアとして人気のデイキャンプ。日帰りのため、荷物少なく行けることがメリットですが、「デイキャンプにテントはいらない?」「タープとどっちがいい?」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。今回はデイキャンプにおすすめのテントを中心に、気になる疑問についても解説します。

デイキャンプにテントはいらない?役立つシーン

デイキャンプを楽しみたい方の中には、「デイキャンプにテントはいらないのでは?」「どういうときに必要なの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。その答えとしては、「デイキャンプにテントは必須ではないけれど、あると活躍する」です。まずは、デイキャンプにおいてテントがどのようなシーンで役立つのかについて詳しくご紹介します。

シーン①休憩所がほしいとき

まず、デイキャンプにおいてテントは「休憩所がほしいとき」に必要になります。テントがあることで、アクティビティなどで疲れた体を休める空間を確保できます。テント内にミニテーブルを置けば、ゆっくり食事をすることも可能ですし、子連れの場合は、子どもの昼寝場所としても活用できます。

シーン②着替え場所をつくりたいとき

デイキャンプでは、遊びたい場所の近くに更衣室があるとは限りません。特に海や川といった水辺で遊ぶ際は着替えるスペースがあると安心です。オートキャンプ場のように車でデイキャンプに行く場合は車内で着替えることも可能ですが、駐車場から距離がある、またはバイクや自転車、あるいは徒歩で行く場合など、着替え場所に困るケースも考えられます。その場合は、テントを持参し、着替え場所を確保しておくことをおすすめします。

シーン③タープがないとき

日中に行うデイキャンプでは、日陰をつくることが大切になります。日陰をつくるという点では「テントとタープ、どっちがいいの?」と迷うこともあるかもしれません。結論としてはどちらかは必要になります。短時間、日差しや小雨を防ぐ程度ならタープだけでよいかもしれませんが、テントであれば急な天候の変化にも対応できます。テントがないときはタープ、タープがなければテントと、いずれかは必ず用意するようにしましょう。

シーン④テントの試し張りをしたいとき

またテントの試し張りを兼ねてデイキャンプを楽しむこともできます。本格的な宿泊を伴うキャンプをする前に、設営の練習をしたいときに役立つでしょう。試し張りをすることで設営後のテントの大きさも把握でき、キャンプ場の区画に対する面積もイメージできます。当日にテントを張る際、スムーズに設営できるよう事前にデイキャンプで練習しておくと安心です。

デイキャンプで使うテントの種類

それでは、デイキャンプで使うテントにはどのような種類があるか、ご紹介します。

ドームテント

丸くドーム状の形が特徴のドームテント。ソロキャンパー向けの小型のものからファミリー向けの大型のものまで、さまざまなラインナップがあります。ドームテントの多くが2本のポールをテントのトップ部分で交差させるシンプルな構造となっているので、設営に不慣れな初心者にもおすすめです。

トンネル型テント

トンネルのような形が特徴的なトンネル型テントは、内部空間が広く、のびのびと過ごすことができます。サイズが大きいので設営は2人以上で行う必要がありますが、テント内に一つの大きな空間ができるので、ファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめです。

ワンポールテント(ティピーテント)

ワンポールテントは、1本のポールで立ち上がる円すい形のテントです。「ティピーテント」や「モノポールテント」とも呼ばれています。見た目が可愛いことから、写真撮影も楽しめます。設営方法に慣れると一人でも簡単に組み立てられるので、ソロキャンパーから使えるテントです。

テントの選び方

「デイキャンプに使うテントってどのように選べばいいの?」と迷われる方もいるのではないでしょうか。ここではテントを選ぶときのポイントをご紹介します。

選び方①組み立ての容易さ

デイキャンプで使うテント選びでは、まず組み立ての容易さがポイントになります。滞在時間が短いので、手軽かつ簡単に設営できるテントを選びましょう。テントの組み立て方には大きく分けて3つの種類があります。

①ポールを通すだけで形状が保てる自立式テント
②ペグや張り綱が必要な非自立式テント
③手間なく設営できるワンタッチテント

デイキャンプでは、③のワンタッチテントがおすすめ。ワンタッチテントには、収納袋から取り出すとテントの形になる「ポップアップタイプ」と、折り畳み傘を広げるように組み立てる「ワンタッチタイプ」という2つの種類がありますので、好みに合わせて選びましょう。

選び方②持ち運びのしやすさ

持ち運びのしやすさもテント選びの大事なポイントです。駐車場から遠いキャンプ場や、駅から徒歩でデイキャンプに行く場合など、テントを持ち運ぶ場面も考えられるので、自身が持てる重さやサイズからテントを選んでみましょう。可能であれば専門店の店頭などで、収納時の大きさや重さを確かめておくことをおすすめします。

選び方③テントの機能性

通気性や遮光性、防水性といった機能面を重視しながらテントを選ぶことも大切です。夏であれば遮光性や通気性、冬であれば防風性や防水性など、デイキャンプを楽しみたい季節によっても求められる機能が異なります。季節とあわせて機能面からテントを選んでみてはいかがでしょうか。

選び方④購入時の値段

値段もまたテントを選ぶ際、検討したい点の一つです。テントの値段はピンからキリまであります。予算やテントに求める機能、デザインなどを組み合わせて、選んでみましょう。またコストを抑える工夫として、型落ちやアウトレットで購入するのも一つの方法です。

デイキャンプにおすすめのテント10選

それでは、デイキャンプにおすすめのテントを詳しくご紹介します。

DOD|THE ONE TOUCH TENT(M)/T3-673-KH

キャンプ用品ブランド・DOD(ディーオーディー)の「THE ONE TOUCH TENT」は、その名の通りワンタッチ式のテントで、紐を引っ張るだけでテントが立ち上がります。インナーテントに加えて前室がつくのも魅力的です。収納サイズは75cmとコンパクトな仕様になっています。デイキャンプはもちろん、宿泊のキャンプにもおすすめのテントです。

(参考:DOD|THE ONE TOUCH TENT(M)/T3-673-KH

ネイチャーハイク|Cloud-Up1

高い防水性と防風性、そして通気性を両立させたネイチャーハイクの「CloudUp1」。3つのポールが一体となっており、設営もスムーズに行なえます。重量は1.53kgとストレスなく持ち運べる重さです。また防水性だけでなく換気性能がよいのも嬉しいポイント。使用人数は1人なので、ソロキャンパー用のテントとなっています。

(参考:ネイチャーハイク|Cloud-Up1

QUECHUA| 2 SECONDS EASY FRESH&BLACK

QUECHUA(ケシュア)の「2 SECONDS EASY FRESH&BLACK」は、両側の紐を引っ張るだけで簡単に設営できるワンタッチテントです。遮熱や遮光性が高いだけでなくUVカット機能も備わっているのは、デイキャンプを楽しむ上で心強いポイントですね。大人2人が快適に横になれるくらいの広さがあるので、ゆったり過ごすことも可能です。

(参考:QUECHUA| 2 SECONDS EASY FRESH&BLACK

Coleman|クイックアップIGシェード

Coleman(コールマン)の「クイックアップIGシェード」は、設営・撤収が簡単なポップアップ式となっています。防虫に特化しているのも注目したいポイント。またメッシュ部分が大きく通気性が高いので、夏のデイキャンプにおすすめです。使用人数は2~3人と十分な広さがあります。

(参考:Coleman|クイックアップIGシェード

ジャパングローバルトレイド|ayamaya ポップアップテント

初心者でも1分で組み立てられる「ayamaya ポップアップテント」。4~6人用の大きなファミリーテントでありながら、設営・撤収が容易なのが魅力的です。通気性や断熱効果も高いので、夏は涼しく、冬は暖かいテントとなっています。テント内部には天井部にランタンやペンライトが吊るせるランタンフックもついています。

(参考:ジャパングローバルトレイド|ayamaya ポップアップテント

FIELDOOR|FULL CLOSE SUNSHADE TENT

FIELDOOR(フィールドア)の「FULL CLOSE SUNSHADE TENT」は、強い日差しにも対応可能なテントです。デイキャンプはもちろん、ビーチなどでも活躍が期待できます。前面・後面のメッシュスクリーンで、風対策はもちろん、虫対策もばっちりです。専用の収納バッグを使えばリュックのように背負えるので、持ち運びのしやすさも魅力的なテントとなっています。

(参考:FIELDOOR|FULL CLOSE SUNSHADE TENT

Snow Peak|トヤ2

Snow Peak(スノーピーク)の「トヤ2」は、デイキャンプやピクニックに最適なテントです。フライ、フレーム、フロアシートの3点で構成されており、設営・撤収も簡単。前後にある出入口パネルをドレープのようにまとめられるので、開放的な空間をつくることもできます。なお、宿泊用テントではないという点には注意が必要です。

(参考:Snow Peak|トヤ2

OneTigris| OUTBACK RETREAT シェルターテント

OneTigris(ワンティグリス)の「OUTBACK RETREAT シェルターテント」は4つの入口にメッシュを備えた、通気性に優れたテントです。4本のテントポールで簡単にセットアップも可能。耐水性もあり、浸水や漏水を防いでくれるのも注目したいポイントです。使用人数は1~2人とソロキャンパーにおすすめしたいサイズです。

(参考:OneTigris| OUTBACK RETREAT シェルターテント

LOGOS|Q-TOP フルシェード 200

30秒で設営が完了するLOGOS(ロゴス)の「Q-TOP フルシェード 200」。UV-CUT加工生地を使用しているので、紫外線からもしっかり守ってくれます。フルクローズタイプなので、着替え場所としても活用可能。デイキャンプをはじめ、ビーチやプールでも使うことができそうです。重量は約2.2kgと持ち運びもしやすい重さです。

(参考:LOGOS|Q-TOP フルシェード 200

mont-bell|クロノスドーム1

コンパクトながらも広い空間が特徴的な mont-bell (モンベル)の「クロノスドーム1」。防水性・防風性を高める工夫が施されたテントで、キャンプだけでなく登山などでも幅広く活用できます。また全てのポールとソケットがショックコードにより一体となっているので、設営・撤収が素早く行えるのも魅力的です。1人用なのでソロキャンパーにおすすめのテントです。

(参考:mont-bell|クロノスドーム1

デイキャンプをさらに楽しむ持ち物

テント以外に持っていくとデイキャンプを楽しめる持ち物があります。ここでは「あると便利な持ち物」「快適度をアップする持ち物」「焚き火を楽しむための持ち物」の3つのポイントからデイキャンプをさらに楽しむための持ち物をご紹介します。

<あると便利な持ち物>

  • ミニテーブル
  • 紫外線対策グッズ
  • 虫対策グッズ
  • レインウェアやレインコート
  • ゴミ袋

<快適度をアップする持ち物>

  • ブランケットや羽織物
  • クーラーボックス
  • ポータブル充電器
  • ハンモック

<焚き火を楽しむための持ち物>

  • 焚き火台や焚き火シート
  • 着火剤や着火ライター
  • 軍手やトング

デイキャンプで焚き火を楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。焚き火を楽しむためには、焚き火台や薪、着火剤や軍手などが必要です。中でも焚き火用の薪は事前に通販で購入することをおすすめします。長野県で上質な木材を提供している齋藤木材工業株式会社が運営する森の中ストアでは、「信州産カラマツ薪」の通信販売を行っています。着火剤も同梱しているので着火に慣れていない人でも、容易に火起こしができます。この機会に、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

お気に入りのテントを見つけてデイキャンプを楽しもう

宿泊を伴わないデイキャンプ。身軽に行けることが魅力の一つですが、おでかけの際はぜひ、テント(なければタープ)を準備してください。日よけや休憩スペース、急な雨をしのぐ場所などとして役立ちます。遮光性や通気性のよいもの、持ち運びのしやすいもの、ソロキャンパーもしくはファミリー向けなど、テントの種類はさまざま。今回紹介したテントや選び方を参考に、お気に入りのテントを見つけてデイキャンプを楽しんでくださいね。