デイキャンプにおすすめのタープ13選!タープはいらない?テントとどっちがいい?気になる疑問も解説
デイキャンプは、宿泊を伴うキャンプに比べ、荷物が少なく気軽に行けることが魅力です。しかし、デイキャンプを楽しみたい方の中には「デイキャンプにタープはいらない?」「テントとどちらがいい?」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。今回は、デイキャンプにおすすめしたいタープの紹介を中心に気になる疑問についても解説します。
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デイキャンプにタープはいらない?タープのメリットとは
デイキャンプをする際、「デイキャンプにタープはいる?」「テントとどちらがよい?」といった疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか。その答えとしては、「デイキャンプではタープがあると安心」です。まずは、デイキャンプにおけるタープのメリットを紹介します。
メリット①日差し対策ができる
タープのメリットとして、まず挙げられるのが「日差し対策」です。日中を屋外で過ごすデイキャンプ。滞在時間が短いとはいえ、熱中症や日焼け対策として、タープのような日よけができる装備はあると安心でしょう。
メリット②プライベート空間が確保できる
デイキャンプでは、空間づくりが大切です。タープを張ることにより、休憩所や荷物置き場など自分たちのスペースが明確になります。特にフリーサイトでは、むき出しでテーブルや椅子を置いておくよりもタープを立てて屋根を作ることで、プライベート空間が確保され安心感も増します。
メリット③突然の雨にも対応できる
デイキャンプは自然の中で過ごすため、突然雨に降られることもあるでしょう。タープがあれば、日差しだけでなく雨をしのぐこともできます。ただし、タープは横からの雨や風は防ぎにくいので、荷物を高いところに置いたり、雨の当たらないところに移すなどの工夫が必要です。
メリット④張り方をアレンジできる
張り方を自在にアレンジできるのもタープの魅力です。例えば、車やテントとつなげるように張れば、スペースを広げることも可能。
タープをテントと連結して張ってみた
— himei3 (@himei3) June 4, 2020
具合が良ければ夏場のテントはこれで行こう pic.twitter.com/v4xolrPoOz
また木々の間にタープを張ることで、さらにデイキャンプを楽しむこともできるでしょう。
本日のお宿
— yamanokanata (@yamano_k_anata) July 2, 2023
タープ張るには木が多め🌲🌲#雨の日スタイル pic.twitter.com/7tb9AD4anf
このようにタープにはさまざまなメリットがあります。テントでも日差し対策やプライベート空間の確保ができますが、デイキャンプでは、より設営が簡単なタープを持参することをおすすめします。
デイキャンプで使うタープの種類
それでは、デイキャンプで使用するタープの種類ついてご紹介します。
ヘキサタープ
ヘキサタープは、六角形の生地が特徴の非自立式のタープです。他のタープと比べ、設営もしやすく、キャンプ初心者にも使いやすいのがポイント。慣れてくると一人でも設営が可能です。
ワンタッチタープ
ワンタッチタープは、設営が簡単なのが特徴の自立式タープです。フレームとタープが一体になっており、フレームを引っ張るだけで設営できるので、キャンプ初心者にもおすすめです。
レクタタープ(スクエアタープ)
大人数でタープを使用する際におすすめしたいのがレクタタープ。「スクエアタープ」とも呼ばれているこのタープは、ポールの必要本数が多いので、設営には少し時間がかかりますが、形状が長方形もしくは正方形と畳みやすいので、後片付けは簡単です。
ウイングタープ
鳥が羽を広げたような形が特徴のウィングタープ。日陰になる面積はヘキサタープに比べると少ないですが、軽量かつコンパクトになりやすいのでデイキャンプにおすすめです。
スクリーンタープ
全体を覆うように囲うスクリーンタープは、タープとテントが一体型になったような形が特徴です。メッシュで通気性だけでなく虫対策も可能。プライベート空間もしっかり確保されます。
タープの選び方
種類の多いタープですが、「どれを選べばいいんだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、タープの選び方について4つのポイントをご紹介します。
選び方①使用人数
タープは種類によって大きさが異なります。そのため、どれくらいの人数でデイキャンプへ出かけるかでタープを選ぶ基準が異なります。人数に応じた大きさの目安は、以下の通りです。
ソロ・デュオ | 3×3m以上 |
ファミリー(3~4人家族) | 4×4m以上 |
大人数(5人以上) | 3.5×4.5m以上 |
ただし、上記はあくまで目安です。実際に現物を見て確認する、もしくは少し大きめのものを購入するなどを検討してみてくださいね。
選び方②タープの性能
タープの性能から選ぶのもポイントの一つです。日差し対策を一番の目的にするなら遮光性の高いタープを、突然の雨などに備えたい場合は耐水性があるもの、焚き火やバーベキューを楽しみたいなら難燃性があるタープを選びましょう。また軽量やコンパクトさなど、持ち運びのしやすさも大事なポイントです。性能はデイキャンプの目的とも連動しますので、楽しみたいアクティビティとあわせて検討してみてください。
選び方③設営のしやすさ
設営のしやすさからタープを選ぶことも大切です。キャンプ初心者や設営人数が少ない場合は、ワンタッチタープなど容易に設営できるものをおすすめします。
また設営のしやすさは、タープの生地の素材と、その重さによっても変わります。タープに使われている素材は主に3種類。以下に素材とそれぞれの特徴をまとめたので参考にしてみてください。
素材の種類 | 特徴 |
コットン | 通気性に優れ、焚き火をしても燃えにくい。 他の素材と比べると最も重い素材。 |
TC (テクニカルコットン/ポリコットン) | 速乾性、耐水性、難燃性が備わっている。 ポリエステルに比べると重い。 |
ポリエステル&ナイロン | 最も軽量な素材。速乾性に優れている。 火に弱いので注意が必要。 |
選び方④予算
予算からタープを決めることもおすすめです。タープの値段は、形や素材、大きさによって異なります。予算にあったタープと求める機能や見た目などを組み合わせて、選んでみましょう。またコストを抑える工夫として、型落ちやアウトレットで購入するのも一つの方法です。
デイキャンプにおすすめのタープ13選
ここでは、デイキャンプにおすすめしたいタープを種類別にご紹介します。
ヘキサタープ
六角形の生地が特徴のヘキサタープからおすすめのタープを紹介します。
Coleman|XPヘキサタープ/MDX
Coleman(コールマン)の「XPヘキサタープ/MDX」は、キャンプ初心者や一人でも簡単に設営できるのが魅力のタープです。メインポールとなっているクロスポールを広げるだけで、容易にタープの高さ調節を行えます。同シリーズには、遮光性に優れた「XPヘキサタープ/MDX+」もあります。
Coleman タープ XPヘキサタープ/MDX バーガンディかわいい!でかい!クロスポールで設営しやすい! pic.twitter.com/eKc04JXeCy
— むつお (@katobzlo) October 19, 2017
(参考:Coleman|XPヘキサタープ/MDX)
DOD|いつかのタープ
オールインワンで扱いやすいDOD(ディーオーディー)の「いつかのタープ」。キャンプ初心者におすすめしたいベーシックなヘキサタープで、軽量かつコンパクトなのが魅力です。ファミリーキャンプでテーブルを置いて過ごせるサイズ設計になっているのも嬉しいポイント。延長ベルトを使えば、テントとタープを近づけて張ることも可能です。
はじめましての方へ🙌
— もちこ🏕🔰キャンプ好きの🍻酒飲み🍾 (@corocoromochico) April 20, 2022
(ノ)ω(ヾ)モチモチ
o<´ω`>oビロローン
もちこ と申します✨
🔸🔰キャンパー
🔸2022.4キャンプデビュー🏕
🔸テント:DOD ワンポールテント M
🔸タープ:DOD いつかのタープ
🔸ランタン:BEARBONES レイルロード
お酒🍻とお魚🐟と焚き火🔥を
こよなく愛しています💗 pic.twitter.com/cjSpC9Gm58
(参考:DOD|いつかのタープ)
Snow Peak| アメニティタープ ヘキサ Lセット
キャンプ初心者でも扱いやすく設営も簡単な Snow Peak(スノーピーク)の「アメニティタープ ヘキサ Lセット」。強風にも耐えられる高い縫製技術だけでなく、UVカット加工やテフロン撥水加工も施されています。またテントとタープをオーバーラップさせて設営できるコネクションテープが付属になっているのも嬉しいですね。
群馬県にある、みどりの村キャンプ場のログキャビンがおすすめです!
— 航介 (@kousuke_asta) October 8, 2021
エアコン付きの5名ぐらい入るログキャビンがあって寝具付き、屋根付きのウッドデッキもある為、雨でもバーベキューができて、車横付けスノーピークヘキサLのタープでも余裕でした!
写真は確かAサイトでした! pic.twitter.com/FYWmxMF72Y
(参考:Snow Peak| アメニティタープ ヘキサ Lセット)
FIELDOOR|ヘキサタープ T/C
FIELDOOR(フィールドア)の「ヘキサタープ T/C」は、ポリエステル糸とコットン(綿)糸を混紡したT/C生地を使用。耐久性はもちろん、遮光性や難燃性も優れたヘキサタープとなっています。4~6人が使用目安となっているMサイズと6~8人が楽しめるLサイズを展開をしています。
結局デイキャン△
— 成(なる)@高谷山珈琲焙煎所 (@naru_naru1018) April 16, 2021
フィールドアのフォークテントTCに合わせて4.5mのヘキサタープTCをDODのトンガリハットに接続してみた感じ
ポールは1.8mなのでロースタイルだね。🏕
曇ってきたなぁ…#FIELDOOR#DOD pic.twitter.com/av1AUjWGwB
(参考:FIELDOOR|ヘキサタープ T/C)
mont-bell|ミニタープHX
mont-bell(モンベル)の「ミニタープHX」は、できるだけ荷物軽くデイキャンプを楽しみたい方におすすめの小型タープです。難燃加工が施されており、万が一生地に火が当たっても燃え広がらない仕様になっています。別売りのポールと組み合わせれば、広い空間作りや簡易テントのような多彩な使い方もできます。
友達とキャンプに行って来ました。初めて家族のいないテントの中は少し心細かったです。(なぜか設営の時はママはいるという不思議体験)半年以上前にモンベルのアウトレットで買ったミニタープHXを初張り。 pic.twitter.com/GkcpMnagOU
— ぱーた / PAHTA (@onji75) October 26, 2016
(参考:mont-bell|ミニタープHX)
ワンタッチタープ
設営が簡単なワンタッチタープから特におすすめしたいタープをご紹介します。
Coleman|パーティーシェードライト/360+
Colemanのワンタッチタープ「パーティーシェードライト/360+」は、一人でも設営できる自立式シェード。遮光性も高く、涼しい空間が確保できるので熱中症対策にもバッチリ。またフレームには、アルミが使われていることから軽量で持ち運びしやすいのも魅力的です。同シリーズでは「パーティーシェードライト/300+」という小さいサイズも展開しています。
設営完了🤤
— さざなみキャンプ (@sazanamicamp) June 3, 2023
今日のお宿はコールマン
パーティーシェードライト360プラス pic.twitter.com/ZANcB7C13K
(参考:Coleman|パーティーシェードライト/360+)
Coleman|インスタント バイザーシェードⅡ
開くだけで簡単に設営できるColemanの「インスタント バイザーシェードⅡ」は、コンパクト収納で持ち運びも容易なのが魅力です。雨や日差しが入りにくいひさし型は、風にも強いです。「バイザーシェードⅡ」は、MサイズとLサイズに加え、M+やL+それぞれ展開されています。
コールマン
— やんやん 毎日が宝石だった✨ (@yanyan_hanamaru) July 18, 2021
テント スクリーンキャノピードーム300
タープ インスタントバイザーシェードL
テントはシムテープ貼り替えと撥水コート施工のフルメンテ済み
4面フルメッシュ&出入可能で主に夏に使用
サイズは300×300の4〜6人で広々
まだまだ活躍してくれそう pic.twitter.com/KGJTaHoplv
クイックキャンプ|ワンタッチタープ 2.5m
クイックキャンプの「ワンタッチタープ 2.5m」は、遮光性や遮熱性に優れたタープです。設営も片付けも簡単なので、キャンプ初心者や一人でも扱えるのは嬉しいですね。1~2人が楽しめるサイズで、デイキャンプやバーベキュー、野外イベントなどでも活躍します。日差しの向きにあわせて付け替えができるフルフラップも付いています。
先日のAmazonセールで購入したクイックキャンプのワンタッチタープ。
— かきマル🐰camp (@kakimaru_camp) July 27, 2022
母子3人でデイキャンするのにちょうどいいサイズ。
設営10分ほどでできました。
遮光も悪くなかった。
カーキが欲しかったんだけどブラックも悪くはないですな。 pic.twitter.com/WUziJCqYAq
スクリーンタープ
タープとテントが一体型になったような形が特徴のスクリーンタープ。簡単に設営できるものもありますのでぜひ参考にしてみてください。
Coleman|タフスクリーンタープ
アシスト機能で一人でも簡単に設営できるColemanの「タフスクリーンタープ」。サークルベンチレーションシステムが搭載されているので、室内の空気が循環し、快適に過ごすことができます。またテント連結が容易にできるジョイントフラップ付きなのも嬉しいポイントです。
今回の巣は昨年と同じくコールマンのタフスクリーンタープ400。広いけど一人で張れる良きタープ。 pic.twitter.com/l19zNmdUZ8
— ナーガ・コーラス@埼玉県 (@naga_colus) November 28, 2021
(参考:Coleman|タフスクリーンタープ)
クイックキャンプ|スクリーンタープ 3m
クイックキャンプの「スクリーンタープ 3m」は、大型のタープでありながら、紐を引っ張るだけで簡単に設営可能。無風であれば一人でも設営できるのも注目したいポイントです。遮熱コーティングやランタンフック、虫の侵入を防ぐスカートが付いているのも嬉しいですね。
黒松内のルピックで平成最後のキャンプをしてきました。
— 孤独のグルメン@キャンプ休眠中 (@gurumen819) April 28, 2019
サイトには残雪があり、寒かったです😓
今回は、クイックキャンプのワンタッチテントとスクリーンタープでお手軽設営にしました。#クイックキャンプ pic.twitter.com/0eD5ljWtcP
(参考:クイックキャンプ|スクリーンタープ 3m)
ウイング・レクタ・オクタゴンタープ
ここでは、ウイングタープ、レクタタープ、オクタゴンタープからおすすめしたいタープをそれぞれご紹介します。
tent-Mark DESIGNS|ムササビウイング
美しく独特なタープ形状で人気を博しながらも絶版となっていた「ムササビウイング」。tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)から復刻し、焚き火バージョンとして発売されました。タープ付近でも焚き火を楽しめるようポリエステルとコットンの混紡生地を使用しています。ムササビウイングは、13ft.とマルチコネクトタイプの19ft.が展開されています。
やっぱりムササビウイングはカッコいい(*´ω`*)
— みよっしー🏕 (@miyoshiiii_ch) May 24, 2021
最高のタープだ🏕#キャンプ好きと繋がりたい#ムササビウイング#テンマクデザイン pic.twitter.com/q1YvCmNK8D
(参考:tent-Mark DESIGNS|ムササビウイング)
TENT FACTORY|Hi-TCレクタングタープ
TENT FACTORY(テントファクトリー)の「Hi-TCレクタングタープ」は、ファミリーやグループキャンプに最適なタープです。耐久性に優れ、雨にも対応できるのも嬉しいポイント。通常のポリエステルのタープと比較すると、火に強いので焚き火を楽しみたいキャンパーにもおすすめです。
近くの河川敷で試し張り〜⛺️
— e-taro’s camp style (@e_taros_camp) December 12, 2021
テントファクトリーのTCレクタングタープ4.45×4.25
中は広いことは広いんだけど、1人+荷物とテーブル等って感じかなぁ🧐
2人だと荷物やら何やら置いたら中で飲み食いが厳しそう😓 pic.twitter.com/gLQ2C9e6dd
(参考:TENT FACTORY|Hi-TCレクタングタープ)
DOD|オクラタープ(オクタタープ)
八角形のオクタゴン型が特徴的なDODの「オクラタープ」は、張り方自由自在の超大型タープテントです。ポリエステルとコットンの混紡生地(ポリコットン/TC)を生地に使用しているので、しっかりとした日陰ができるだけでなく、火の粉があたっても穴が空きにくいのは魅力的ですね。
DODのオクラタープの初張りに行ってまいりました🐖💨
— タツ (@tatsuG462) July 25, 2022
大型タープ下で最近購入したNEWギアを色々使いたかったのですがアブの襲来がすごくて😱
タープ下に常に大型アブが10匹以上旋回しててまともに過ごせず😭
皆さんどう対策されてますか?🥺💦
暑さも厳しいですが今週もよろしくおねがいします🙏✨ pic.twitter.com/tjnVumPq9g
(参考:DOD|オクラタープ(オクタタープ))
デイキャンプをさらに楽しむ持ち物
デイキャンプをより楽しむためにおすすめしたいタープ以外の持ち物をご紹介します。
<あると便利な持ち物>
- ミニテーブル
- 紫外線対策グッズ
- 虫対策グッズ
- レインウェアやレインコート
- ゴミ袋
<快適度をアップする持ち物>
- ブランケットや羽織物
- クーラーボックス
- ポータブル充電器
- ハンモック
<焚き火を楽しむための持ち物>
- 焚き火台や焚き火シート
- 薪
- 着火剤や着火ライター
- 軍手やトング
アウトドアの醍醐味でもある焚き火をデイキャンプでも楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。焚き火用の薪は、通販での事前購入がおすすめ。当日の薪調達の手間が省けるだけでなく、通販の薪はすでに十分乾燥した状態で届くので、燃えやすいのがメリットです。
長野県で上質な木材を提供している齋藤木材工業株式会社が運営する森の中ストアでは、「信州産カラマツ薪」の通信販売を行っています。着火剤も同梱しているので着火に慣れていない人でも、容易に火起こしができます。この機会に、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
お気に入りのタープを見つけてデイキャンプを楽しもう
身軽に行けることが魅力のデイキャンプ。宿泊を伴わないので荷物少なくお出かけできますが、タープの準備をすることもおすすめします。日よけや休憩スペースの確保だけでなく、テントと連結させるなど張り方一つでデイキャンプをさらに楽しむことができます。今回紹介したタープや選び方を参考に、お気に入りのタープを見つけてデイキャンプを楽しんでくださいね。