ソロキャンプにおすすめのテント13選!初心者向けからおしゃれなものまでご紹介

ソロキャンプにおすすめのテント13選!初心者向けからおしゃれなものまでご紹介

一人の時間をゆっくり楽しめることが魅力のソロキャンプ。快適な時間を過ごすためにもテント選びは大切です。今回はソロキャンプを満喫するためのテントをご紹介。テント選びの際に知っておきたいポイントや選び方についてもまとめましたので、参考にしてみてください。

ソロキャンプ用テントを選ぶ際に知っておきたいポイント

まずソロキャンプ用のテントを選ぶ際に知っておきたいポイントとして「テントの種類」と「設営方法」、「構造」についてご紹介します。

ポイント①テントの種類

テントにはいくつかの種類がありますが、ここでは主に4つのテントについて解説します。

ドームテント

ドームテントは、その名の通りドーム形状のテントです。ベーシックなタイプのテントで、その多くが2本のメインポールをクロスさせた構造となっています。ドーム型なのでテント内のスペースを広く使えます。デイキャンプからテント泊まで幅広いシーンで利用されています。

ワンポールテント

ワンポールテントは、メインポール1本で立ち上がる円すい形のテントです。「モノポールテント」や「ティピーテント」とも呼ばれています。見た目が可愛いものが多いのも特徴です。1人でも設営することが可能なので、ソロキャンプ用のテントとしても選ばれています。

パップテント

パップテントは軍幕テントの一種で「ハーフシェルター」や「シェルターハーフ」とも呼ばれています。設営には少々慣れが必要ですが、コンパクトに収納できるシンプルな設計が魅力でもあります。

ワンタッチテント

設営の手間があまりかからないワンタッチテント。折り畳み傘を広げる要領で組み立てられるワンタッチタイプと、収納袋から取り出すだけでテントの形になるポップアップタイプのテントがあります。

ポイント②設営方法

テントには「自立式」と「非自立式」のものがあります。ここでは、それぞれの特徴をご紹介します。

自立式

自立式テントは、ポールを通すだけで形状が保てるため、誰でもきれいにテントを張ることができます。ペグやロープを使用しないので、設営後の移動も可能。設営・撤収にかかる時間や労力が非自立式テントより少なくて済むのがメリットの一つです。

非自立式

非自立式のテントは、ペグや張り綱などで地面を固定するタイプのテントです。設営には慣れが必要となりますが、自立式テントに比べるとポールの数が少なくコンパクトなサイズになるのは非自立式のメリットです。また、自立式テントよりテント内スペースが広い傾向にあります。

ポイント③構造

ソロキャンプ用のテントを選ぶ際に知っておきたいこととして、テントの構造もあります。

シングルウォール

シングルウォールは、1枚のテント生地でできているテントです。生地が1枚のため、結露のしやすさや前室がないことがあるといったデメリットもありますが、軽量かつコンパクトなので設営や持ち運びがしやすいというメリットもあります。

ダブルウォール

ダブルウォールは2枚のテント生地でできているテントです。外側をフライシート、内側をインナーテントと呼び、二重構造となっているので結露しにくいのがポイントです。テント生地が2枚あるため、設営と撤収に時間がかかることもあります。

ソロキャンプ用テントの選び方

ソロキャンプ用のテントを選ぶ際、どのように選べばよいか迷うこともあるかもしれません。ここでは、選び方について4つのポイントをご紹介します。

選び方①キャンプスタイル

ソロキャンプ用のテントを選ぶ際に重視したいのが、キャンプスタイルです。一口にソロキャンプといっても、そのスタイルはさまざまです。初心者や女性、もしくはデイキャンプを楽しみたいという方であれば、設営が容易なもの、もしくは軽量なテントがおすすめです。また楽しみたいアクティビティによっても選び方は異なります。焚き火を行いたい場合は、燃えにくい難燃性の高いものを選びましょう。

選び方②移動手段

移動手段もまたソロキャンプ用のテントを選ぶ際に大切な視点です。車を使用するオートキャンプであれば前室が広いタイプのテントや大きいテント、積載量に限度があるバイクであれば、軽量かつコンパクトに収納できるテントを選びましょう。自転車や徒歩、公共交通機関でキャンプに行く場合は、自身が持ち運べる重さのテントを選ぶことをおすすめします。

選び方③機能性

テントはそれぞれ異なった機能性を備えています。機能性から選ぶ場合は、キャンプをしたい季節と組み合わせて考えるとイメージしやすいでしょう。春~夏のキャンプを楽しみたい場合は通気性を、秋~冬のキャンプを楽しみたい場合は防寒性の高いものを選ぶとよいでしょう。また急な雨に降られることも考えられるので、耐水圧もチェックしておきたいポイントです。

選び方④コスト

テントを選ぶ際に検討したいポイントとして、コストも挙げられます。テントの値段はピンからキリまでさまざま。予算の中で、デザインや機能性、設営のしやすさなど総合的に検討し、テントを選びましょう。またコストを抑える工夫として、型落ちやアウトレットで購入するのも一つの方法です。

ソロキャンプにおすすめのテント13選

それでは、ソロキャンプにおすすめしたいテントをご紹介します。「初心者・女性向け」や「前室あり」などポイントごとにまとめたので、参考にしてみてください。

初心者向けソロキャンプ用テント

初心者の方におすすめしたいソロキャンプ用のテントを、設営の容易さや機能性などの観点からご紹介しています。

Coleman|ツーリングドーム/ST

Coleman(コールマン)の「ツーリングドームST」は、ソロキャンプ用テントの定番です。横幅が210cmと男性でもゆったりと過ごせる広さがありながら、一人でも設営しやすいのが嬉しいポイント。荷物や靴置き場に便利な前室もあります。

(参考:Coleman|ツーリングドーム/ST

Snow Peak|アメニティドームS

背を低くした設計が特徴的なSnow Peak(スノーピーク)の「アメニティドームS」。風に強い構造だけでなく高い防水・撥水加工で雨にも強いテントです。また色分けされたフレームエンドやテープが施されており、設営しやすい仕組みになっています。

(参考:Snow Peak|アメニティドームS

mont-bell|クロノスドーム2

mont-bell(モンベル)の「クロノスドーム2」は、登山やキャンプなど幅広いシーンで利用されているテントです。モンベル独自のバーティカル・クロス・システムを採用しており、広い居住空間が確保されるのが魅力の一つです。2人用のテントなので、ソロキャンプには十分な広さがあると言えます。

(参考:mont-bell|クロノスドーム2

WORKMAN|BASICドームテント 1人用

作業服などでお馴染みのWORKMAN(ワークマン)のキャンプギアシリーズとして発売されている「BASICドームテント 1人用」。5,000円以下という価格でありながら、設営の容易さをはじめ、収納ポケットやランタンなどを吊り下げられるフック、耐水性のあるフライシートとフロアシートという便利なポイントが満載です。

(参考:WORKMAN|BASICドームテント 1人用

前室ありのソロキャンプ用テント

ソロキャンプをより快適に満喫するにあたり、寝室とは別に前室があると便利ですよね。ここでは前室のあるソロキャンプ用のテントをまとめました。

ogawa|ステイシーST-II

1914年創業の老舗アウトドアブランドであるogawa(オガワ)。ソロキャンパーからの評価も高い「ステイシーST-II」は、おすすめのテントの一つです。奥行きがしっかりと確保されているので、タープ不要でリビングスペースが作れるのは嬉しいですね。

(参考:ogawa|ステイシーST-II

DOD|ライダーズバイクインテント

DOD(ディーオーディー)の「ライダーズバイクインテント」は、その名の通りバイク収納スペースのあるテントです。バイクだけでなく前室としてテーブルやチェア、クーラーボックスなど荷物を置くスペースとしても利用できます。またワンタッチでテントを立てられるため、簡単に設営できるのも嬉しいポイントです。

(参考:DOD|ライダーズバイクインテント

Snow Peak|ヘキサイーズ1

Snow Peakから発売されている「ヘキサイーズ1」は、高い天井と広々とした前室空間が特徴的なテントです。フルパネル、フルメッシュにアレンジ可能なためさまざまな天候に対応できるのもメリットの一つ。フライシートは変形六角形のタープとしても利用できます。

(参考:Snow Peak|ヘキサイーズ1

焚き火を楽しみたい方向けソロキャンプ用テント

キャンプの醍醐味の一つである、焚き火。ここではソロキャンプで焚き火を楽しみたい方におすすめな難燃性の高いテントをまとめました。

WAQ |Alpha T/C

WAQ (ワック)の「Alpha T/C」は、ポリエステルとコットンの混紡生地であるTC素材を使用しているので、火の粉があたっても穴があきにくく、テントの近くで焚き火を楽しむことができます。トグルボタンで巻き上げ可能なスカートを標準装備としており、オールシーズンに対応しているのもポイント。フラップの跳ね上げは、3パターンのアレンジができるのも魅力の一つです。

(参考:WAQ |Alpha T/C

tent-Mark DESIGNS|サーカスTC DX+

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の「サーカスTC DX+」は、1~2人にちょうどいいサイズのテントです。火の粉にも強く、テントの近くで焚き火を楽しむことも可能。TC素材を使用しているので結露しにくいだけでなく、遮光性も高いのは嬉しいですね。サンドカラーとダックグリーン、大阪府出身の女子ソロキャンパー・NATSUさんとコラボしたバージョンなど、さまざまなバリエーションがあるのも魅力的です。

(参考:tent-Mark DESIGNS|サーカスTC DX+

BUNDOK|ソロティピー 1 TC

ポール1本で自立・設営ができるのが魅力のBUNDOK(バンドック)の「ソロティピー 1 TC」。TC素材を使用しているので、焚き火の火の粉にも強いのは嬉しいポイント。また通気性がよいだけでなく、水や汚れにも強い点にも注目したいですね。フルクローズできるので、プライベートの確保もできます。

(参考:BUNDOK|ソロティピー 1 TC

女性向けソロキャンプ用テント

ここでは女性におすすめしたいソロキャンプ用のテントをご紹介しています。設営の容易さだけでなく、見た目にもかわいいものやおしゃれなものをまとめました。

tent-Mark DESIGNS| パンダ

真っ赤なとんがりテントが可愛い tent-Mark DESIGNSの「パンダ」は、重量2.26kgと持ち運びやすいテントです。組み立てが容易なのも嬉しいポイント。メッシュインナーなので、風通しがよく、快適な時間を過ごすことができそうです。

(参考:tent-Mark DESIGNS| パンダ

LOGOS|ナバホ Tepee 400-BB

その名の通りナバホ柄が可愛い LOGOS(ロゴス)の「ナバホ Tepee 400-BB」。シンプルな構造のワンポールテントなので、組み立ても容易です。強度や耐久性に優れているだけでなく、高い防水加工が施されているのも注目したいポイント。高さも180cmあるので着替えもスムーズに行えます。

(参考:LOGOS|ナバホ Tepee 400-BB

Coleman|エクスカーションティピー/325

Colemanの「エクスカーションティピー/325」は、一人でも設営可能な構造になっているティピーテントです。ティピー型のテントでありながら前室があるのは嬉しいですね。外気を取り込んで空気を循環させるベンチレーションシステムを採用しているだけでなく、小窓や扉をメッシュにすることで、過ごしやすい快適な空間となっています。

(参考:Coleman|エクスカーションティピー/325

ソロキャンプをさらに楽しむ持ち物

ソロキャンプをさらに満喫するため、テント以外の持ち物をご紹介します。ここでは「ソロキャンプに必要なもの」「あると便利なもの」「焚き火を楽しむための持ち物」の3つのポイントにまとめました。

<ソロキャンプに必要なもの>
・寝袋(シュラフ)とマット
・テーブルとチェア
・調理器具とバーナー
・ランタン

<あると便利な持ち物>
・タープ
・簡易ベッド(コット)
・モバイルバッテリーやポータブル電源
・紫外線対策グッズ
・虫対策グッズ
・レインウェアやレインコート
・クーラーボックス
・ゴミ袋
・救急セット

<焚き火を楽しむための持ち物>
・焚き火台や焚き火シート
・薪
・着火剤や着火ライター
・軍手やトング

ソロキャンプをさらに満喫するため、焚き火を楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。長野県の齋藤木材工業株式会社が運営する森の中ストアでは、「信州産カラマツ薪」の通信販売を行っています。森の中ストアの薪は、人工乾燥を行い含水率10%程度まで乾燥させているため、煙がほとんど出ず、焚き付けが苦手な人や初心者でも容易に着火することができます。25cmと35cmの2種類から薪のサイズを選べるので、この機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか。

お気に入りのテントを見つけてソロキャンプを楽しもう

ソロキャンプに必要不可欠なテント。初心者や女性向け、前室のあるものなどさまざまソロキャンプ用のテントや選び方のポイントをご紹介しました。自身のキャンプスタイルにあったお気に入りのテントを見つけて、ソロキャンプを楽しめるとよいですね。