要救助者を遠隔地から救助! 「Japan Innovation Challenge 2022 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト」10月に開催決定

要救助者を遠隔地から救助! 「Japan Innovation Challenge 2022 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト」10月に開催決定

Japan Innovation Challenge 実行委員会 (以下、JIC実行委員会)は2022年2月15日、同年10月8日(土)~10月10日(月)の3日間に「Japan Innovation Challenge 2022 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト」を北海道上士幌町にて開催することを決定したと発表しました。なお本コンテストの事前説明会を、3月16日(水)にオンラインで実施するといいます。

「Japan Innovation Challenge 2022 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト」とは

2016年に開始した「Japan Innovation Challenge 2022 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト」は、災害対応分野におけるロボットの製品化に向けた研究・開発の推進を目的としたもので、今回で5回目の開催となります。本コンテストでは、毎回「発見」「駆付」「救助」の3つの課題を設定し、ロボット技術を活用した課題解決に取り組んでいるそうです。このうち「発見」「駆付」に関しては、回を重ねるごとに達成の確立、精度が向上しているとのことですが、「救助」に関しては、これまで達成に至っていないといいます。

そこで今回は、まだ達成されていない「救助」を継続して実施するとともに、「発見」「駆付」に関しては、「より安全に、より短い時間で、より正確に」を目指して遠隔地からリモートで課題に挑戦する形式となっています。本形式に関してはロボットをリモートで操作する以外にも、遠隔でのデータ取り扱いや、天候に左右されないロボットの管理等のイノベーションの要素が含まれるということです。

今後の展開として、コンテストで得たノウハウを遭難者救助に活かす考え

3つの課題「発見」「駆付け」「救助」のうち「発見」に関しては、複数年のコンテストの実施により安定した実現の可能性が確認できたということです。その結果をもとにコンテストの達成ノウハウを集約し、上士幌消防署との実証実験を経て、2020年4月からドローンによる夜間の捜索支援サービス「NIGHT HAWKS」を、北海道上士幌町を皮切りに開始しているそうです。

本サービスは、24時間対応で受付を行い、ドローンスペシャリストが現地へ急行し遭難者の早期発見に貢献するものだといいます。今後も、本コンテストにおいて生まれた達成ノウハウを、本サービスの活動に活用していく考えです。

リモートによる救助

本コンテストが開催される北海道上士幌町について

本コンテストが開催される上士幌町は北海道の十勝エリア北部に位置し、面積は東京23区より少し広い約695平方km、その76%が森林地帯。非常に自然豊かな町の特徴を活かして、このようなコンテストを開催しているということです。

大自然の恩恵を受けた畑作、酪農などの農業が主要な産業となり、人口5,000人弱に対しておよそ40,000頭の牛が飼われており、その数は全国トップクラスだといいます。同町は、誰もが生き生きと住み良い街を目指し、バイオガスプラントを核にした自然循環型農業やエネルギーの地産地消のほか、スマートタウンの実現に向けた光ファイバーの全世帯設置や自動運転バスの実証実験など、様々なアプローチでSDGsに取り組んでいるということです。

コンテストの概要

●本コンテストの課題

<課題1>発見(リモート)
捜索エリアにいる遭難者に見立てたマネキンを発見し、位置と写真を報告する課題です。ロボットは事前に指定するスタートエリアに設置し、ロボットの制御はリモート会場から行います。遭難者に見立てたマネキンは、捜索エリア(課題開始時に指定します)に複数配置します。

<課題2>駆付(リモート)
捜索エリアにいる遭難者に見立てたマネキンに、レスキューキットを運搬する課題です。ロボットは事前に指定するスタートエリアに設置し、ロボットの制御はリモート会場から行います。レスキューキットを届けるマネキンの座標は課題開始時に指定します。

<課題3>救助
捜索エリアにいる遭難者に見立てたマネキンをスタートエリアまで搬送する課題です。課題1、課題2と異なりロボットの制御は、ロボットのスタートエリア付近で行います。マネキンの座標は課題開始時に指定します。

発見

●賞金(達成チームで分配)
課題1「発見」:賞金300万円
課題2「駆付」:賞金200万円
課題3「救助」:賞金2,000万円

●会場
北海道河東郡上士幌町

●スケジュール(日本時間)
ア.企画書提出期間:2022年6月1日(水)~2022年6月30日(木)13:00
イ.コンテスト準備日・前夜祭:2022年10月7日(金)
ウ.コンテスト実施日:2022年10月8日(土)~2022年10月10日(月・祝日)
エ.表彰式:2022年10月11日(火)

●参加期間
コンテストは3日間実施。任意の1日、あるいは2日の参加も可能

●参加費用
参加費用は無料。ただし交通費、宿泊費、食費やその他の費用は、各チームで負担

●本コンテストへの参加資格
・個人または組織
・コンテストの参加において必要となる申請等手続きが可能であること
・代表およびチームメンバーに反社会的勢力に属する者が含まれていないこと
※1個人は複数のチームのメンバーおよび代表になることは不可

●参加申込み方法
企画書提出期間中に企画書をメールにて提出

●事前審査
主催者にて企画書を審査
※企画書の内容に技術面や安全面等で課題がある場合には、参加を認めない場合あり
企画書の内容は、審査にのみ使用し外部には非公開
事前説明会ご参加希望の場合、こちらのURLまたはQRコードより申し込み可能です
3月13日(日)締切
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSceRmjifcycAZHfuVlLL8iKIrSoh3VP0cVvLOckGVQsgj7Saw/viewform?usp=sf_link

公式ホームページはこちら
https://www.innovation-challenge.jp/alpine-rescue/