岡山県のデイキャンプ場10選!穴場スポットから予約不要で利用できる施設までをご紹介

岡山県のデイキャンプ場10選!穴場スポットから予約不要で利用できる施設までをご紹介

「晴れの国おかやま」と呼ばれる岡山県は、文字通り晴れの日が多く、温暖な気候が特徴的な地域です。今回は、岡山県内のキャンプ場の中からデイキャンプが楽しめる施設をご紹介します。あわせてデイキャンプに必要な持ち物や注意したいことも解説していますので参考にしてみてください。

岡山県で楽しむデイキャンプの魅力

中国地方にある岡山県は、県の北部に山と温泉、南部に瀬戸内海が広がる自然豊かな地域です。キャンプ場に着目すると、予約不要で気軽に出かけられるところから水遊びを楽しめるスポットまで多種多様な施設があります。ここからは「予約不要・無料で行ける」「手ぶら可」「コテージ・バンガローあり」「水遊びができる」などのポイントからおすすめキャンプ場をご紹介します。

【岡山】予約不要や無料で楽しめるデイキャンプ場

デイキャンプをしたい方の中には、「予約せず気軽に出かけたい」「コストを抑えて楽しみたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。ここでは予約不要で行けるキャンプ場や無料で利用できる施設をご紹介します。

後山キャンプ場

岡山県下最高峰の後山(1344メートル)の中腹にある後山キャンプ場は、予約不要かつ無料でデイキャンプを楽しめるスポットです。春は新緑、秋は紅葉と自然を身近に感じられる環境が魅力です。サイト数は15張り、トイレと炊事場が備わっています。ただし、水道は生水のため飲料水としては利用できないので持参することをおすすめします。

施設名後山キャンプ場
住所岡山県美作市後山1229-156
アクセス鳥取自動車道「大原I.C.」より車で約20分
HP美作市公式HP

倉敷美しい森

倉敷美しい森は、無料でデイキャンプやバーベキューができる公園です。木製のテーブルセットが常設され、炊事場やトイレも整備されています。また遊歩道もあるのでハイキングも楽しめますよ。なお、キャンプで利用する場合はビジターセンターでの受付が必要となります。駐車場は車30台を停められる広さがあり、こちらも無料で利用できます。

施設名倉敷美しい森
住所岡山県倉敷市曽原1063
アクセス瀬戸中央自動車道「水島I.C.」より車で約3分
HPhttps://www.kurashiki-tabi.jp/see/see-226/

虎口池キャンプ場

虎口池キャンプ場は、瀬戸内海国立公園内にある施設です。展望台から美しい瀬戸内海を望むことができる穴場スポットでもあります。利用には事前予約が必須ですが、無料で利用できるのは嬉しいポイント。水道は備わっていますが、飲用ではないので持参するとよいでしょう。

施設名虎口池キャンプ場
住所岡山県岡山市南区宮浦
アクセス岡山駅より車で約35分
山陽自動車道「岡山I.C.」から約50分
HPhttps://okayama-kanko.net/sightseeing/spot/620/

【岡山】手ぶらで行けるデイキャンプ場

身軽にデイキャンプを楽しみたい方には、手ぶらで行けるキャンプ場がおすすめ。ここでは手ぶらプランやレンタル品が充実している施設をご紹介します。

瀬戸内ナチュラルフィールド

おもちゃのテーマパーク「おもちゃ王国」に隣接する瀬戸内ナチュラルフィールドは、子連れで訪れたいデイキャンプ場です。タープをはじめ、テーブルやイス、焚き火台などがセットになった「デイ手ぶらセット」や、事前予約制のバーベキュー食材などがあり、気軽にデイキャンプを楽しむことができます。周辺には海水浴場や水族館などレジャースポットも充実しています。

施設名瀬戸内ナチュラルフィールド
住所岡⼭県玉野市滝1640-1
アクセス⼭陽⾃動⾞道「岡⼭I.C.」より車で約60分
瀬⼾中央⾃動⾞道「児島I.C.」より車で約30分
HPhttps://natural-field.jp/

大芦高原キャンプ場

大芦高原キャンプ場は、Colemanやsnow peakなど有名アウトドアブランドのテントやタープがレンタルできるキャンプ場です。レンタル品が充実しているだけでなく、アウトドアグッズの販売やカフェの営業も行っています。またデイキャンプができるWoodsエリアでは、直火での焚き火を楽しむこともできます。ウエディングフォトやパーティーなど魅力的なアウトドアウエディングのサービスも実施している施設です。

施設名大芦高原キャンプ場
住所岡山県美作市上山2350-1
アクセス中国自動車道「美作I.C.」から約40分
山陽自動車道「和気I.C.」から約35分
HPhttps://oh-ashi-forest.com/

【岡山】コテージやバンガローを利用できるデイキャンプ場

テントやタープではなく、コテージやバンガローを利用したデイキャンプも楽しみたい方もいるかもしれません。ここでは、日帰りでもコテージなどが利用できるキャンプ場をご紹介します。

吉井竜天オートキャンプ場

標高460mの高原型キャンプ場である吉井竜天オートキャンプ場は、区画型サイトや広場型サイトだけでなく、コテージもデイキャンプで利用できる施設です。区画型サイトにはペット用サイトもあるので、愛犬と自然の中で過ごすこともできます。またトイレやシャワー、遊具も整備されているのでファミリーキャンプにもおすすめ。ドーム型テントやタープ、テーブルセットなどのレンタル品も充実しています。

施設名吉井竜天オートキャンプ場
住所岡山県赤磐市中勢実2682
アクセス山陽自動車道「和気I.C.」より車で約45分
HP赤磐市公式HP

経ヶ丸オートキャンプ場

経ヶ丸オートキャンプ場は、バードウォッチングや森林浴など豊かな自然に触れられるスポットです。同じく経ヶ丸グリーンパーク内にあるバンガローは、デイキャンプとしても利用可能なので、アウトドア初心者にもおすすめ。キャンプスタイルにあわせてサイトかバンガローか選べるのは嬉しいですね。テントやバーベキューグリルといったレンタル品が充実しているだけでなく、木製マグネットなどが作れるクラフト体験もできます。

施設名経ヶ丸オートキャンプ場
住所岡山県井原市笹賀町1682-1
アクセス山陽自動車道「笠岡I.C.」より車で約40分
山陽自動車道「福山東I.C.」より車で約40分
HPhttps://kyogamaru.com/

【岡山】釣りや川遊びができるデイキャンプ場

ここでは、アウトドアの醍醐味である川遊びや釣りの体験ができるキャンプ場をご紹介します。岡山の豊かな自然を満喫しましょう。

砂川公園

天然のウォータースライダーが楽しめる砂川公園。園内には炊事場やトイレが完備されたキャンプ場があり、デイキャンプをはじめ、泊まりのキャンプもできる穴場スポットです。夏には川遊び、秋には柿狩りと豊かな自然を満喫できるので、ファミリーキャンプにもおすすめ。さらに車300台を停められる駐車場があるのは嬉しいポイントですね。

施設名砂川公園
住所岡山県総社市黒尾792
アクセス岡山自動車道「岡山総社I.C.」より車で約10分
JR服部駅から徒歩約25分
HP総社市公式HP

大佐山オートキャンプ場

大佐山オートキャンプ場は、カヌー体験をはじめシャワートレッキングや洞窟探検などさまざまなアウトドアアクティビティが楽しめるキャンプ場です。施設内には、キャンプサイトからトレーラーハウス、大型ロッジなどが整備されています。デイキャンプは、キャンプサイトのみ利用可能。ファミリー向けの非認知能力育成プログラムなど、自然体験の中で育ち合うユニークな企画も行っています。

施設名大佐山オートキャンプ場
住所岡山県新見市大佐小南1番地
アクセス中国自動車道「新見I.C.」より車で約30分
米子自動車道「久世I.C.」より車で約40分
HPhttps://www.0380.jp/

津黒高原キャンプ場

津黒高原キャンプ場では、津黒山登山や渓流釣り体験、魚のつかみ取り体験などを通して豊かな自然を堪能できるキャンプ場です。6月下旬から7月上旬にかけてホタルを観察できるのも魅力の一つです。車で乗り入れできるオートキャンプサイトとフリーサイトがあり、いずれの区画でもデイキャンプを楽しめます。キャンプ場から徒歩5分のところには蒜山(ひるぜん)なごみの温泉もあるので、汗を流してから帰宅できますね。

施設名津黒高原キャンプ場
住所岡山県真庭市蒜山下和1080-1
アクセス米子自動車道「湯原I.C.」より車で約20分
HPhttps://www.tsuguro.jp/campsite/index.html

デイキャンプ場の選び方

「デイキャンプを楽しみたいけれど、どのキャンプ場を選べばよいか迷う」という方もいるのではないでしょうか。デイキャンプ場を選ぶ際のポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

選び方①料金

キャンプ場選びでは、まず「費用」がポイントになります。費用はキャンプスタイルによって異なります。コストを抑えてデイキャンプを楽しみたい場合は、無料や低価格で利用できる施設を、手ぶらで気軽に行きたい場合はレンタル料も踏まえてキャンプ場を検討しましょう。なお、GWやお盆など、人気のシーズンは特別料金になっている場合もあるので、しっかり確認しておくことをおすすめします。

選び方②設備とルール

設備やルールはキャンプ場ごとに異なります。デイキャンプが可能な時間帯、ゴミの持ち帰り、炊事場の有無や焚き火ができるかなど、事前に設備やルールを確認しておきましょう。そうすることで、自分好みのスタイルでデイキャンプができます。

選び方③アクセス

デイキャンプは日帰りのため、行き帰りの所要時間を含めた時間の想定が必要となります。岡山県のデイキャンプ場には、最寄りのインターチェンジから車で約30~40分程度で行ける施設が多くあります。自宅からのアクセスがよいキャンプ場から選んでみてはいかがでしょうか。

デイキャンプに必要な持ち物

デイキャンプには、必ず用意しておきたい持ち物とあると便利な持ち物があります。ここではそれぞれの持ち物についてご紹介します。

必ず用意しておきたい持ち物

泊まりのキャンプに比べ、身軽に行けるのが魅力のデイキャンプ。中でも必ず用意しておきたい持ち物を揃えておくことで、最低限の荷物でデイキャンプを満喫できます。

  • タープやサンシェード
  • ペグとペグハンマー
  • テーブルやアウトドアチェア
  • レジャーシート
  • 紫外線対策グッズ

デイキャンプでは、タープやレジャーシートなど拠点や空間を作るためのアイテムが必要です。タープがない場合は、日陰にレジャーシートを敷くとよいでしょう。

あると便利な持ち物

必ず用意しておきたい持ち物に加え、以下のアイテムがあるとさらにデイキャンプを楽しむことができます。好みのキャンプスタイルにあわせて持ち物を用意してみましょう。

  • テント
  • ブランケット
  • レインウェアやレインコート
  • 洗剤とスポンジ
  • キッチンタオルやウェットティッシュ
  • ゴミ袋
  • 食材の保存容器
  • ラップやアルミホイル
  • 虫対策グッズ
  • 焚き火台

デイキャンプで焚き火を楽しみたいという方もいるかもしれません。キャンプ場の中には直火禁止・焚き火台の使用必須という施設も多くあります。デイキャンプで焚き火を楽しむ際は、必ず施設のルールに則って行いましょう。

なお、焚き火に必要な薪は、通販で事前に購入しておくと便利です。長野県で木材加工業を営む齋藤木材工業株式会社が運営する「森の中ストア」では、焚き火に適した「信州産カラマツ薪」を販売中。着火剤も同梱されているので、初心者の方にもおすすめです。この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

デイキャンプをするときに気をつけること

ここではデイキャンプをするときに気をつけたい4つのポイントをご紹介します。

気をつけること①虫除け対策

泊まりのキャンプに比べると滞在時間が短いデイキャンプ。しかし、自然の中で過ごす以上、虫よけ対策はしっかり心がけましょう。虫除けスプレーや屋外専用の蚊取り線香、長袖を着て肌の露出を減らすなどの対策を講じておくと安心です。

気をつけること②ゴミ捨てのルール

キャンプ場によってはゴミ捨て場がある施設もありますが、ゴミの持ち帰りはキャンプにおける基本的なマナーです。特に無料で利用できるキャンプ場の多くは、ゴミの持ち帰りが必須となっています。ゴミ袋を持参するなど、しっかり持ち帰れるよう準備をして出かけましょう。

気をつけること③川遊びの注意点

岡山県内のデイキャンプ場には釣りやカヌーなど川遊びを楽しめる施設もあります。川遊びをするときは、以下のことに気をつけましょう。

  • 濡れてもいい服や靴を用意する
  • 水中でも脱げにくいサンダルを履く
  • ライフジャケットを着る
  • 雨が降り始めたり、雷が聞こえたりしたら川から離れる

なお、浅い川でも急に水量が増える場合も考えられます。天候や川の状況を確認しながら川遊びを楽しみましょう。

気をつけること④体調管理

デイキャンプで最も気をつけたいポイントは、体調管理です。特に暑い時期は、こまめな水分補給や適度な休息を取るなど熱中症対策を心がけましょう。

また、万が一に備えて、緊急時に受診できる医療機関について事前にチェックしておくことをおすすめします。目的地のキャンプ場付近で受診できる病院や休日の当番医など調べておくと安心です。

岡山県の医療機関情報はこちらをチェック
https://www.qq.pref.okayama.jp/qq33/WP0101/RP010101BL

岡山県でデイキャンプを楽しもう!

晴れの国と呼ばれるほど天気のよい日が多い岡山県には、さまざまなデイキャンプ場があります。手ぶらで身軽に行ける施設から川遊びなど自然を満喫できるスポットまで、バリエーション豊かです。焚き火やバーベキュー、釣りができるなど好みのキャンプスタイルにあった施設を見つけて、岡山県でのデイキャンプを楽しめるとよいですね。