京都府のおすすめデイキャンプ場10選!予約不要から子どもと楽しめる施設までをご紹介

京都府のおすすめデイキャンプ場10選!予約不要から子どもと楽しめる施設までをご紹介

寺社仏閣が多く歴史と文化が薫る京都府は、北に日本海、中央に丹波山地がありアウトドアにもおすすめの場所です。今回は京都府のデイキャンプ場から「予約不要」「手ぶらで行ける」「ファミリー向け」「無料・低価格」など特徴ごとにおすすめの施設をご紹介します。デイキャンプにおける注意点や必要な持ち物もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

京都府で楽しむデイキャンプの魅力

日本列島のほぼ中央に位置し、南北に細長い京都府。京都盆地や福知山盆地、若狭湾や宇治川など特徴的な自然環境が広がっていることから、デイキャンプをはじめとするアウトドアアクティビティを楽しめる地域でもあります。

ここからは、予約不要で行ける施設から子どもと行きたいキャンプ場まで特徴ごとに10カ所のデイキャンプ場をご紹介します。

【京都】予約不要で行けるデイキャンプ場

多くのキャンプ場では事前予約制となっていますが、中には予約不要で気軽に行ける施設もあります。ここでは京都府内の予約不要なデイキャンプ場をご紹介します。

山城町森林公園

山城町森林公園内にある日帰り利用専用スペースは、デイキャンプやバーベキューを楽しめるスポットです。予約不要で、当日来園で利用できます。公園内には年間を通して水深が浅い鳴子川が流れており、子どもたちと一緒に川遊びを楽しむこともできます。なお、焚き火を楽しみたい場合は直火禁止となっているので、必ず焚き火台を使用しましょう。

施設名山城町森林公園
住所京都府木津川市山城町神童子三上山1番地
アクセス京奈和自動車道「精華下狛IC」より車で約23分
JR奈良線「棚倉駅」よりタクシーで約10分
HPhttp://www.rest-village.com/

宇津峡公園

上桂川の上流にある宇津峡公園は、予約不要でデイキャンプを楽しめるスポットです。バーベキューをはじめ川遊びができるだけでなく、ペットも同伴できるのは嬉しいポイント。なお、川遊びをするときはライフジャケットの着用が推奨されています。直火禁止のため、火を扱う場合は足つきのバーベーキューコンロなどを持参しましょう。

施設名宇津峡公園
住所京都府京都市右京区京北下宇津町向ヒ山1
アクセス京都縦貫自動車道「八木東IC」より車で約35分
京北ふるさとバス「宇津峡公園前」を下車
HPhttps://fuw.jp/utsukyoh/

【京都】手ぶらで楽しめるデイキャンプ場

より身軽にデイキャンプへ行きたい方には、レンタル品が充実しているキャンプ場がおすすめ。ここでは手ぶらで行けるデイキャンプ場をご紹介します。

大正池グリーンパーク

緑豊かな大正池グリーンパークは、手ぶらでもデイキャンプを楽しめる施設です。焚き火台やカセットコンロ、ダッチオーブンから炊事小物などのレンタル、薪や紙皿などの販売を実施しています。施設内には屋根付きのBBQサイトやフリーサイト、テントデッキなどが整備されており、キャンプスタイルに合わせた楽しみ方ができます。

施設名大正池グリーンパーク
住所京都府綴喜郡井手町多賀一ノ谷20-1
アクセス京奈和自動車道「田辺西IC」より車で約30分
HPhttps://taisyouike.sakura.ne.jp/GP/

ハピろー!の森京都 キャンプ場(京都府立府民の森ひよし)

ハピろー!の森京都 キャンプ場(京都府立府民の森ひよし)では、身軽にデイキャンプを楽しめます。アウトドアブランドであるColemanのテントやタープをはじめ、テーブルやチェアなどをレンタルすることができます。他にもクッカーセットやコーヒー焙煎&ドリップ体験セットもあり、キャンプ飯も楽しめるのは魅力的ですね。なお、デイキャンプは専用のデイキャンプ場での利用となり、事前予約が必要です。

施設名ハピろー!の森京都 キャンプ場(京都府立府民の森ひよし)
住所京都府南丹市日吉町天若上ノ所25番地
アクセス京都縦貫自動車道「園部IC」より車で約15分
HPhttps://forest-hiyoshi.jp/

大森リゾートキャンプ場

大森リゾートキャンプ場は豊かな自然の中でバーベーキューが楽しめるスポットです。焼肉セットやすき焼きセットなどバリエーション豊富な食事付きコースに加え、送迎もお願いできる「日帰り送迎コース」もあるのは嬉しいポイントですね。ソーセージ作りやそば打ち体験、曳き馬体験といったさまざまなスクールも開講しています。

施設名大森リゾートキャンプ場
住所京都府京都市北区大森東町340-2
アクセス名神高速道路「京都南IC」より車で約60分
HPhttp://www.omori-camp.jp/

【京都】子どもと行きたいデイキャンプ場

ファミリーでデイキャンプを楽しみたい方もいるのではないでしょうか。ここでは、子どもと行きたいデイキャンプ場をまとめました。

アクトパル宇治

宇治市総合野外活動センターアクトパル宇治は、キャンプ施設だけでなく充実したアスレチック施設や遊び場があり、ファミリーにおすすめのスポットです。笠取川が流れている川の広場では、水遊びや生きもの観察など、子どもと一緒に自然と触れ合えます。なお、デイキャンプはフリーテントサイトにて楽しめます。

施設名アクトパル宇治
住所京都府宇治市西笠取辻出川西1番地
アクセス京滋バイパス「笠取IC」より車で約3分
HPhttps://www.actpal-uji.com/

久多の里オートキャンプ場

川遊びやバーベーキューなどアウトドアアクティビティを満喫できる久多の里オートキャンプ場。泊まりのキャンプはもちろん、デイキャンプも利用することができます。全サイトで車の乗り入れが可能。炊事場やトイレ、シャワー室などの設備も整っています。また薪や炭の販売、バーベーキューコンロのレンタルなども実施しています。

施設名久多の里オートキャンプ場
住所京都府京都市左京区久多川合町151
アクセス京都市中心部より車で約1時間10分
HPhttps://kutaauto.jp/

【京都】無料・低価格で利用できるデイキャンプ場

コストを抑えてデイキャンプを楽しみたい方に向けて、利用料が無料もしくは低価格でデイキャンプを楽しめるスポットをご紹介します。

静原キャンプ場

日本ボーイスカウト京都連盟が管理する静原キャンプ場は、無料で利用できる施設です。静かな森に囲まれているので、ゆったりした気持ちでデイキャンプを楽しめることでしょう。なお、利用には事前申請を行い、利用許可を得る必要があります。施設内には野外炊事場をはじめ、かまどが8口、トイレなどの設備が整備されています。また焚き火は焚き火台の使用が必要です。

施設名静原キャンプ場
住所京都市左京区静市静原町 
アクセス京都バス「静原大門口(元 静原学校前)」より徒歩で約20分
京都市中心部より車で約50分
HPhttps://sites.google.com/kyoto.scout.jp/shizuhara/home

笠置キャンプ場

木津川の下流に広がる笠置キャンプ場は、格安でデイキャンプを楽しめるスポットです。事前の予約は不要ですが、利用には清掃協力金として、中学生以上の大人は500円(宿泊は1,000円)が必要となります。焚き火は直火禁止のため、焚き火台の使用が必須です。河川敷まで車で入ることができるのは嬉しいポイントですね。

施設名笠置キャンプ場
住所京都府相楽郡笠置町笠置栗栖4
アクセスJR関西本線「笠置駅」より徒歩で約3分
京奈和自動車道「山田川IC」より車で約30分
HPhttps://kankou-kasagi.com/kasagi-camp/

美山町自然文化村 キャンプ場

美山町自然文化村 キャンプ場は、場内に日帰りキャンプサイトを整備している施設です。山々と清流・由良川に囲まれ、豊かな自然を満喫できます。デイキャンプは、中学生以上の大人1名あたり600円で利用可能。またBBQ食材セットなども販売しており、地元産の鹿肉や猪肉が食べられるジビエセットもあるので、アウトドア気分が高まること間違いなしです。

施設名美山町自然文化村 キャンプ場
住所京都府南丹市美山町中下向56
アクセス京都縦貫自動車道「園部IC」より車で約45分
南丹市営バス「知見口」より徒歩で約5分
※日・祝は「美山町自然文化村」を下車
HPhttps://miyama-kajika.com/facilities/#a2

デイキャンプ場の選び方

「デイキャンプ場といっても数多くあってどのように選べばよいのかわからない」という方もいるかもしれません。ここでは、デイキャンプ場を選ぶときのポイントをご紹介します。

選び方①アクセス

デイキャンプは日帰りのため、行き帰りの所要時間を含めた時間の想定が必要となります。自宅からのアクセスや交通手段を踏まえて、出かけやすいキャンプ場から選んでみるのはいかがでしょうか。また有料道路を使用するかなど、ルートと予算も合わせて検討することもおすすめです。

選び方②設備とルール

トイレや炊事場、バーベキュー場など設備をはじめ、焚き火やゴミ出しといったルールはキャンプ場ごとに異なります。自分が楽しみたいキャンプスタイルを行えるか、設備やルールからキャンプ場を選ぶこともおすすめです。ルールが不明瞭の場合は、事前に問い合わせて確認しておくと安心です。

選び方③料金

料金もまたキャンプ場を選ぶときの重要なポイントの一つです。コストを抑えてデイキャンプを楽しみたい場合は無料や低価格で利用できる施設を、手ぶらで行きたい場合や楽しみたいアクティビティがある場合はそれぞれにかかる費用を踏まえて施設を選ぶとよいでしょう。なお、GWやお盆といったハイシーズンは特別料金が設定されている場合もあるので、行きたい日程と合わせて確認しましょう。

デイキャンプに必要な持ち物

ここではデイキャンプに必要な持ち物についてご紹介します。必要な持ち物を把握した上で、購入またはレンタルを検討してみてくださいね。

必ず用意しておきたい持ち物

デイキャンプにおいて必ず用意しておきたい持ち物には、以下のような物があります。

  • タープやサンシェード
  • レジャーシート
  • テーブル
  • アウトドアチェア
  • ペグとペグハンマー

デイキャンプでは、タープをはじめ、レジャーシートやテーブル、イスといった休憩できる拠点を作れるアイテムは必須です。タープがない場合は木陰にレジャーシートを敷くというスタイルもおすすめ。必要な持ち物は自前で用意する、あるいはレンタルを利用する、自前の物とレンタル品を組み合わせるなど、検討した上で準備を行いましょう。

あると便利な持ち物

デイキャンプには、あると便利な持ち物があります。季節や行いたいアクティビティによって異なりますので、楽しみたいキャンプスタイルに合わせて検討してみてください。

  • 快適度をアップする持ち物
    • テント
    • ハンモック
    • クーラーボックス
    • ポータブル充電器
  • 天候や気温の変化に対応する持ち物
    • ブランケット
    • レインウェアやレインコート
  • 焚き火を楽しむための持ち物
    • 焚き火台
    • 着火剤や着火ライター
    • 軍手やトング

デイキャンプをより楽しむために、焚き火をしたいという方もいるのではないでしょうか。焚き火を楽しむ際は、キャンプ場のルールを確認した上で行いましょう。また焚き火に必要なアイテムとして、焚き火台や焚き火シート、薪や着火剤が必要になります。特に薪については事前に通販で購入しておくと便利です。

長野県で上質な木材を提供している齋藤木材工業株式会社が運営する森の中ストアでは、「信州産カラマツ薪」の通信販売を行っています。しっかり乾燥しているだけでなく、着火補助剤も同梱されているので初心者の方でも簡単に着火できます。この機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか。

デイキャンプをする際に気をつけること

デイキャンプをより楽しむために気をつけたい3つのことをご紹介します。

気をつけること①虫除け・紫外線対策を心がけよう

泊まりのキャンプに比べると滞在時間が短いデイキャンプですが、自然の中で過ごす以上、虫除けや紫外線対策が必要です。虫除け対策には虫除けスプレーや屋外専用の蚊取り線香を用意しましょう。紫外線には日焼け止めや帽子、サングラスがあると安心です。また長袖の着用は虫・紫外線の両方に有効と考えられます。それぞれの対策をした上でデイキャンプを楽しみましょう。

気をつけること②ゴミ捨てなど基本的なルールを守ろう

ゴミの持ち帰りはキャンプにおける基本的なマナーです。施設によってはゴミの引き取りを行っているキャンプ場もありますが、その場合、分別を求められることもあるのできちんとルールに従って対応しましょう。また持ち帰って捨てる場合、事前に複数枚のゴミ袋を持参しておくと便利です。

気をつけること③体調管理を意識しよう

熱中症や急な天候変化による体調不良などもデイキャンプでは気をつけたいポイントです。特に夏など暑い時期は、こまめな水分補給や日陰での適度な休息を心がけましょう。また山間地域にあるキャンプ場では、急な天候変化も考えられます。羽織など体温調節ができるよう備えておくことをおすすめします。

万が一に備え、キャンプ場の最寄りの医療機関や休日の当番医など、事前にチェックしておくと安心です。

京都府の医療機関についてはこちらをチェック
https://www.mfis.pref.kyoto.lg.jp/ap/qq/men/pwtpmenult01.aspx

京都府でデイキャンプを楽しもう!

南北に細長い京都府。歴史や文化だけでなく豊かな自然を感じられるスポットも多く、デイキャンプを楽しめる施設も多々あります。予約不要で気軽に行けるキャンプ場から、手ぶらで楽しめる施設、無料で利用できる穴場スポットまでをご紹介しました。自分のキャンプスタイルにあった好みのキャンプ場を見つけて、京都府でのデイキャンプを楽しんでみてくださいね。