GOOD NATURE HOTEL KYOTO、全スイートルームに京都北山檜の間伐材から作られた 「森の満月」 を設置

GOOD NATURE HOTEL KYOTO、全スイートルームに京都北山檜の間伐材から作られた 「森の満月」 を設置

京阪ホールディングスのグループ会社である株式会社ビオスタイルは2022年1月25日、同社が運営するGOOD NATURE HOTEL KYOTOの11室あるスイートルームに、京都北山檜の間伐材から作られたひのき玉「森の満月」を設置すると発表しました。同社は今回の取り組みを、京阪グループが推進する、“SDGsを実現するライフスタイル”を企画・提案する「BIOSTYLE PROJECT」の一環としています。

地域の生産者との協業による、サステナブルアクション

ビオスタイルが運営するGOOD NATURE HOTEL KYOTOは、環境に配慮したグリーンビルディングを評価するプログラム「Leadership in Energy & Environmental Design (LEED認証)」および、環境や健康に配慮した建物が認定される「WELL Building Standard TM(WELL認証)」を取得。

また、客室に歯ブラシなどの使い捨てプラスチック製アメニティを設置しないなど、顧客の心と体の健康に加えて地球環境にも配慮したサステナブルな取り組みを積極的に推進しているとのこと。地元京都を中心に強い想いを持って農作物・工芸品・加工食品などに携わっている生産者との連携を進めることで、「生産者」「顧客」「地域社会・地球環境」「自社自身」の四方よしを目指した取り組みを行っているそうです。

このような取り組みの一環として同社は、GOOD NATURE HOTEL KYOTOのスイートルーム全11室のアメニティとして、間伐材を利用して作られた「森の満月」を設置することを決定しました。同製品は、同社と同じ京阪沿線で創業以来60年にわたり造作家具の制作を行う、「栗原木工株式会社」が手がけたもの。

高い木材加工技術を持つ同社が、日本の森林環境および京都北山の林業を守るべく、間伐材の利活用に熱意を持って制作したものだといいます。森の満月は、手元に近づけると心地よい檜の香りを楽しむことができ、また浴槽に浮かべると、無垢の木の温かみを感じ、まるで「檜風呂」のように心安らぐバスタイムを楽しむことができるということです。

檜の香りや存在感を楽しめる「森の満月」

「森の満月」は、檜の原木から切り出された、約16センチ、1キログラムの球となっています。防腐剤・防カビ剤・塗料などは一切使用せず、自然の状態のままの檜を削り出しているため、ペットや子どもも安心して利用できるそうです。また、通常間伐材は細かく加工して活用されることが多いものの、本製品では原木の大きさを活かすために、球形仕上げの最大サイズで製造。存在感のある大きさのひのき玉に仕上げ、お風呂場でもお部屋でも、その香りや存在感を存分に楽しむことができるよう工夫が凝らされています。そばに置くだけで、森の中にいるようなやさしい檜の香りが空間に漂います。さらに、京都の地域産材の印である「みやこ」マークを表示することを認められた「みやこ杣木認定商品」となっています。

森の満月

なお、地域や社会に貢献しつつ、家庭でも手軽に檜風呂気分を味わえ、おうち時間を楽しめるよう、GOOD NATURE STATION ONLINEにて販売を開始するとしています。

https://online.goodnaturestation.com/c/item/life/h00000175