木をそのままノートに。「信州経木Shiki(しんしゅうきょうぎしき)」のステーショナリーブランド「Shiki bun(しきぶん)」からノートを発売

木をそのままノートに。「信州経木Shiki(しんしゅうきょうぎしき)」のステーショナリーブランド「Shiki bun(しきぶん)」からノートを発売

添加物を一切使わない包装資材「信州経木Shiki」を展開している株式会社やまとわは2022年3月3日、信州伊那のアカマツから作った経木(きょうぎ)を材料としたステーショナリーブランド「Shiki bun」を発表しました。経木は木を紙のように薄く削ってつくる、100%自然素材の製品です。筆ペンや万年筆でさらりと書きたくなる書き心地とほのかな木の香りが特徴とのこと。同商品は3月2日より、やまとわオンラインストアにて予約販売を行っています。

「信州経木Shiki」について

やまとわはこれまでも、包装資材「信州経木Shiki」において、伊那産のアカマツで作る経木を利用して、「敷く・包む・飾る」をベースにさまざまな使い方を提案してきました。経木は、木を紙のように薄く削ってつくられ、日本で伝統的に包装材として使われてきたもの。原材料はアカマツのみと、環境にも人にも優しい自然素材です。1枚1枚異なる木目やアカマツの香り、手触りや調湿、抗菌作用があるといった特徴があります。

経木は日本で昔から包装資材として使われてきたものですが、プラ製品によって代替されています。プラ製品に比べると自由度は低く、少し不便であるものの、地域で循環する素材、環境への影響が少ない資源を使っていくことが、重要な視点だと同社は考えています。

信州経木Shikiは、アカマツを伐るところから製品にして販売するところまで、全て信州伊那谷産にこだわって生産しているとのこと。社内や地域の木こりチームがアカマツを伐り、社内の職人が削る、トレーサビリティを確保した製品です。

「Shiki bun」から木のノートが発売

今回、同社が手掛けた「Shiki bun 木のノート」は、木を木のままノートにした製品です。ノートの断面は年輪、中身は木となっており、見た目、手触り、香り、書き心地、全て今までのノートでは味わうことがなかった、新しい体験ができるもの。木そのものでつくられているため、反ったり曲がったりすることもあるといいますが、それも新体験として、いつも手元に小さな森がある気持ちにさせてくれるノートとなっています。 

この木のノートを製本しているのは、同社の拠点のある信州伊那谷で手製本を手掛ける、製本会社美篶堂。「木を木のままノートにする」ことが可能なのは、手製本を続けている美篶堂さんだからこそといいます。手仕事だから活かされる価値と、州伊那谷だからこそ生まれたプロダクトです。

表紙は葉をイメージし「濃松葉色」、ケースは樹皮をイメージし「ココア」のカラーを採用。中身の木そのものと併せ、森の木々を自然をイメージするカラーで表現されています。

商品詳細・お問合せ等

●ブランド名、商品詳細
信州経木Shiki 
Shiki bun 木のノート
https://shinshukyougi.jp/shikibun
サイズ:横110mm×縦150mm
ページ数:140ページ(経木70枚)

●価格
1,980円(税込)
卸販売可能。要問合せ。

●生産、販売、お問合せ
株式会社やまとわ
https://yamatowa.co.jp/
メール:info@shinshukyougi.jp
現在、やまとわオンラインストアにて予約販売を行っており、3月中旬以降順次発送予定とのこと。3月中旬までの予約販売分は、送料無料で発送されるそうです。
やまとわオンラインストア: https://yamatowa36.stores.jp/