国産材を活用したサステナブルな家具を、dinosオリジナルで発売。「ウッドショック」で注目が集まる
株式会社モーブルは、株式会社IKASAS DESIGN、株式会社ウエキ産業、株式会社DINOS CORPORATIONと共同で、4社それぞれの強みを生かしたコラボレーションのもと、近年の日本の住環境における国産材ニーズの減少により、伐採されず長年山に残されたままの大分県の日田杉大径木を活用すべく、ソファベッドのほか、伸縮ラックやシェルフ&ベンチなど4アイテムを開発し、2021年12月24日よりディノスオンラインショップにて発売を開始しました。
木材価格が高騰する一方で、手つかずの国産材が森林循環サイクルを滞らせている現状に注目
2020年から2021年にかけて、世界的な感染症の流行がアメリカでの新築住宅需要増をもたらし、「ウッドショック」と呼ばれる輸入木材の供給不足と価格高騰が問題となっています。一方で、近年日本の住環境において、樹齢約50年を超える大径木はニーズの減少が継続。九州三大美林としても知られる大分県の日田杉の山林には、戦後に植林された大径木が手付かずのまま多く残された状態となっており、森林循環のサイクルを滞らせ、自然災害の被害を拡げる一因になっています。
その様な課題を解決するため、「新しい快適をつくる。」をコンセプトに、主にホームユース向けのオリジナル木製家具ブランドやオリジナルマットレスブランドを展開する「モーブル」、クリエイティブなプラットフォーム企業を目標とする「IKASAS DESIGN」、老舗の通販会社「DINOS CORPORATION」、長年に渡って国産材の製材を手掛けている「ウエキ産業」が協業。あまり活用されていない日田杉の大径木を使用した家具4アイテムを製造するとともに、企画・デザイン・生産・販売が一環となったサステナブルな仕組みづくりを実現しました。
4社が提供するプロダクト
今回4社が製造・販売するプロダクトには、次のようなものがあります。
●日田杉 ごろ寝ソファベット
ー杉独特の風合いがアクセント。座り心地・寝心地が快適なソファベッドー
特徴:壁にぴったりつけたまま座面をスライドでき、軽い力でスッと動くため、女性やお子様でもラクに引き出せます。
●日田杉 伸縮ラック
ー特徴的な木目とブラックの調和が美しい、収納力が調整できる伸縮ラックー
特徴:スペースや目的に合わせて無段階伸縮が可能かつ、L字に設置することもできるので、コーナーのデッドスペースも有効活用でき、テレワークアイテムとしても活躍します。
●日田杉 シェルフ&ベンチ
ー杉本来の温もりが魅力。マルチに使えるシェルフ&ベンチー