草食動物の排泄物を使った着火剤「アニマル・ライター」。第二弾としてキリンをリリース
株式会社フロントビジョンが手掛けるアウトドアブランド「MAAGZ(マーグズ)」は2021年11月4日、キリンの糞と、通常であれば廃棄されてしまう粉砕した間伐材を使った着火剤「ANIMAL LIGHTER(アニマル・ライター)/うんちの着火剤 キリン」を同年10月15日にリリースしたと発表しました。2021年夏に発表したウシにつづく、第2弾の商品です。
糞を使った着火剤、第二弾の「キリン」がリリース
MAAGZオリジナルの「ANIMAL LIGHTER/うんちの着火剤」は、草食動物の糞を主原料にした着火剤です。インドの乾燥糞燃料からヒントを得たアイテムで、今回はウシに続く第二弾として、キリンが発売されました。
着火剤の原料に使用している糞は、長崎県にある動植物園「長崎バイオパーク」で暮らす動物たちのもの。干し草や野菜を主食とする草食動物の糞を使っているため、肉食動物に比べて嫌な匂いがしないということです。
また、火つきをよくするための工夫として、通常であれば廃棄されてしまう「細かな木屑(粉砕した間伐材)」を糞の中に配合していることも特徴だといいます。
手作りで仕上げられた同商品の手触りはサラッとしていて、一般的な固形着火剤と同じような使い方ができます。
アニマル・ライターのメインコンセプトは「自然との循環」
同商品は、普段、自然を楽しんでいることへの「恩返し」として生まれたプロダクトだということです。「自然との循環」をメインコンセプトとしており、近年注目されている「SDGs」の考え方にも通じる取り組みだと同社は考えます。
この着火剤の売り上げの一部は、野生動物の保護活動を支援するために活用する考えです。
今後はラマやバク、レッサーパンダなどのシリーズも製作する予定で、同商品が「同じ星で暮らす動物たちに思いを馳せるきっかけになること」を願い、今後もアイテムの展開を広げていくとしています。
商品情報
同商品のサイズ展開は2種類です。
●Mサイズ
製品名:ANIMAL LIGHTER / うんちの着火剤
原材料:草食動物のうんち(キリン)、木屑(檜・杉)、パラフィン
燃焼時間:約10分
入数:10個
容器サイズ:H113mm × φ50mm
価格:¥1,210 (税込)
●Sサイズ
製品名:ANIMAL LIGHTER / うんちの着火剤
原材料:草食動物のうんち(キリン)、木屑(檜・杉)、パラフィン
燃焼時間:約6分
入数:7個
容器サイズ:H83mm × φ36mm
価格:¥900 (税込)
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