ホエイを廃棄せず商品化。「BROWN CHEESE BROTHER」の初POP UP SHOPが、羽田空港第1ターミナルに登場

ホエイを廃棄せず商品化。「BROWN CHEESE BROTHER」の初POP UP SHOPが、羽田空港第1ターミナルに登場

食をテーマに社会課題をデザインによって解決することを目的とし、商品づくりやまちづくり、仕組みづくりを行なう株式会社GOOD NEWSは2022年7月27日、新商品「BROWN CHEESE BROTHER(ブラウンチーズブラザー)」のPOP UP SHOPをオープンすると発表しました。この店舗は、同年8月1日から11月30日までの期間限定で羽田空港第1ターミナル「羽田スタースイーツ」内に登場します。

新商品「BROWN CHEESE BROTHER」について

「BROWN CHEESE BROTHER」は、牛乳からチーズをつくる過程で大量に出るホエイ(乳清)から生まれた、“ブラウンチーズ”が主役のクッキーサンドです。酪農が盛んな那須地域ならではの新銘菓で、「バターのいとこ」に続き、パティシエユニット「Tangentes」の後藤裕⼀⽒、仲村和浩⽒がレシピを監修しました。

このクッキーサンドの主役となる“ブラウンチーズ”は、ノルウェー発祥のホエイを煮詰めてつくったチーズのこと。牛乳からチーズをつくる過程で大量に出るホエイ(約90%)を廃棄することなく活用するために生まれました。砂糖不使用でありながらほんの少しだけ甘さを感じられるのが特徴で、お菓子への加工もしやすく、長持ちするチーズだといいます。

同商品は、フランスの郷土菓子でもあるサクほろ食感が楽しめるバターベースのガレットブルトンヌで、キャラメルと合わせた甘ずっぱいブラウンチーズを挟んでいます。ガレットの甘みやバターの風味に負けない、個性豊かなブラウンチーズをより堪能できるお菓子で、味は、プレーンとチョコの2種類を展開しています。

BROWN CHEESE BROTHER商品
The Story of BROWN CHEESE BROTHER

BROWN CHEESE BROTHER プレーン

プレーン味は、あまずっぱいブラウンチーズをサクほろ食感のガレット生地で挟みました。
●1箱3個入り 972円(税抜900円)

BROWN CHEESE BROTHER プレーン
BROWN CHEESE BROTHER プレーン商品パッケージ

BROWN CHEESE BROTHER チョコ

チョコ味は、ココアを練り込んだ、ほろにがなチョコレート味のガレットとブラウンチーズを合わせ、大人の味に仕上げられています。
●1箱3個入り 972円(税抜価格900円)

BROWN CHEESE BROTHER チョコ
BROWN CHEESE BROTHER チョコ商品パッケージ

BROWN CHEESE BROTHER ボックスセット

プレーンとチョコ、2種類の味が楽しめるブラザーボックスセットもあります。
●1箱10個入り 3,240円(税抜価格3,000円)

BROWN CHEESE BROTHER ボックスセット

独自のストーリーも展開

同社では、材料として扱っているホエイをストーリーに仕立て紹介。同じ牛乳から生まれたチーズ(下写真左)とホエイ(同右)をキャラクター化し、兄弟なのに優劣をつけられてしまったという設定に。日陰の存在のホエイがチーズになる日を夢見て立ち上がり、ホエイにしかなれない「ブラウンチーズ」になるというストーリーとして展開しています。

ホエイのストーリー

色はこんがりキャラメル色、味はほんのり甘ずっぱい…みんなそれぞれ、何にだって価値がある、と同社は謳っています。「誰もが持つ、それぞれの“ブラウン”は、いつかきっと実を結ぶはず」と、ブラウンチーズが教えてくれているような気持ちも豊かになるお菓子として、エールを贈りたい大切な人へのギフトにもぴったりとのことです。