【クラウド・マーケティング】CO2削減に貢献するヘンプを用いたバッグ「8000Kicks」の予約販売を開始

2022.07.21

株式会社クラウド・マーケティングは、ポルトガル発の“麻（ヘンプ）”を用いたアパレルブランド『8000KICKS』の商品を日本で販売する正規代理店です。同社は2022年7月20日、応援購入サイト「Makuake」にて、バッグパック「8000Kicks」の予約販売を開始したと発表しました。このバックパックは、シューズに続く新シリーズとなります。

Contents

1 環境保全に力を入れるアパレルブランド『8000KICKS』がバックパックの販売予約を開始
2 バックパック「8000Kicks」の商品概要

環境保全に力を入れるアパレルブランド『8000KICKS』がバックパックの販売予約を開始

『8000KICKS』は、次のような取り組みを実施しているアパレルブランドです。

●労働環境（ポルトガル、中国）や製造コストを開示するフェアトレードの実施
●再生可能エネルギー（クリーンエネルギー）の導入
●使用する水の削減
●リサイクル素材（藻類ブルーム）やヘンプ繊維を利用し、通常の靴やバッグの生産時よりも大幅なCO2削減

このほか、ヘンプ繊維の素となる麻の栽培と植樹により、CO2の回収に投資する「カーボンニュートラル」への取り組みも積極的です。

今回同社は、シューズに続く新シリーズとしてバックパック「8000Kicks」の販売予約を開始しました。同商品は、素材に環境保全に貢献すると言われる麻（ヘンプ）を利用したものです。

そもそも麻には、ヘンプ以外にラミーやリネンといった種類があり、アパレルではリネンが一般的です。しかし、同社が素材として使うヘンプは、麻の中でも丈夫（綿素材に比べ耐久性が4倍と言われる）で、抗菌性・消臭性・紫外線防止に優れた素材だと言われています。輪作も可能で、一年中栽培できる麻として知られています。

また、ヘンプは農薬を一切使わず栽培できる点も特徴で、土壌改良にまで貢献する「循環型社会の実現」に欠かせない植物です。撥水性や耐久性に優れていることがわかっており、機能面においてもメリットがあるといいます。

クラウド・マーケティングのマーケティング担当・小川氏は、「ヘンプは循環型社会に貢献できる数少ない植物のひとつ。さらに丈夫で長持ちであれば、利用する人にとっても社会にとっても経済的です。最近は、リュック1つで出勤するワークスタイルも人気で、キャンプブームもこれからも続くことから、バッグパックの需要は増えるだろうと考えております。今回、ヘンプを使った「8000Kicks」を、“365日使えるバッグ”としてmakuakeで予約販売をスタートすることにしました。カジュアルを意識した形や色合いから、日常使いとしても問題ないデザインです」と話しています。

＜特徴1＞サイズは2段階。18リットルから30リットルへ拡張可能

バックパック「8000Kicks」は、通常は18リットル程度、旅行などの際には30リットルに拡張が可能です。ノートパソコンなら最大16インチ、その他充電器やタブレット、ケーブル類を収納できるのはもちろん、フィットネスグッズ、レインコートからお弁当まで、日常使いのアイテムを全て収納できます。さらに30リットルに拡張することで、替えの靴や水着、数日間の着替え衣類まで収納でき、休日のキャンプや旅行にも活躍します。

＜特徴2＞防水性や撥水性が高い素材と加工

ヘンプは通気性・吸汗性に優れた素材であることに加え、バッグの表面には防水加工を強化しているため、水濡れに強い仕様です。防水用ジッパーやバッグの外側にはバイオワックスが施されているほか、内側には防水膜加工がされています。ヘンプが持つ通気性・吸汗性を維持しながら内外に防水加工を施すことで、撥水性がさらに向上しました。

＜特徴3＞登山にも使える機能性を持つ

同バッグは、登山でも利用できるように作っているため通気性が良く、人間工学に基づいた「長時間背負っても疲れにくい構造」になっています。また丈夫なステッチや取り出しやすいボトルホルダー、型ズレ防止ベルト、エコノミックなバッグパネルにより、使いやすさを重視しているのがポイントです。

＜特徴4＞厳しい耐久性試験をクリアしたヘンプを使用

そもそも耐久性が高いと言われているヘンプですが、長年使用することでどのような状態になるかを試験しています。何度も開け閉めしたり、折り曲げたりして、ひび割れを起こさないかをチェック。厳格な試験をクリアしたヘンプが使用されています。

＜特徴5＞環境配慮型・非大量生産モデル

同バッグは、化石燃料に依存しない天然ヘンプを利用し、天然染料で一つひとつ丁寧に染料しています。ヘンプは太い・短いなど、バラつきが多い繊維であることもあり、収穫から紡績までに4ヵ月かかるとのこと。そのため非大量生産型のモデルだと理解することが必要です。それを理解したユーザーが1つ購入することで、1本のヘンプを植えるといった環境循環型の植林プロジェクトも実施中です。