人、モノ、まちが互いに調和した豊かな社会を目指す近藤紡績所が「renment」のブランドサイトをオープン

人、モノ、まちが互いに調和した豊かな社会を目指す近藤紡績所が「renment」のブランドサイトをオープン

株式会社近藤紡績所は2022年7月21日、コットンをきっかけに、さまざまな場面で関わった人々を繋げるプロジェクトブランド「renment(レンメント)」のブランドサイトをグランドオープンしたと発表しました。同社は、糸のスペシャリストとして100年以上綿紡績と向き合い続けています。今回オープンするサイトを通じて、今まで伝えきれなかったコットンの魅力や作り手の想いを発信し、人と想いのつながりを広げ、新たな驚きや感動を生み出したいということです。

綿花畑

プロジェクトブランド「renment」誕生の背景

カリブ産シーアイランドコットン(※1)、アメリカ産シーアイランドコットン(※2)などの糸を紡いでいる近藤紡績所。日本で唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同研究を行い、コットンの栽培から環境に至るまでを学ぶ場を設けることで、ものづくりへの可能性を広げています。

「renment」は、同社が糸を紡ぐ工程だけでなく、その糸を使い製品になるまでのストーリーを伝えたいとの思いから立ち上がったプロジェクトブランドです。

身近な素材であるコットンには、その表情を生み出すための、まだ知られていない工夫やこだわりが多くあります。コンセプトとして掲げている「もういちど、はじめまして。コットン」の言葉には、当たり前のように私たちの生活に馴染んでいるコットンと初心で向き合い、学び、その魅力にもう一度出会ってほしいという思いが込められています。

また、同社は「renment」を通じ、日本に伝わる高い技術やその技術者たちの想いを次の100年へ伝えていき、共により良いものを作り上げたい考えです。今だけではなくその先に起こることを知り、未来のために何ができるか……さまざまな「人」や「想い」を結び付け、連綿と続けていくために「renment(レンメント)」と名付けたそう。さまざまな作り手たちの想いが集まる挑戦の場であり、たくさんの人々へ伝えていく場であり続けることを目指していくとしています。

※1 世界最高級のコットンといわれる西印度諸島産超長綿。超長綿の中では0.01%しか収穫ができない
※2 コットンの最高峰といわれるシーアイランドコットンのDNAを100%受け継ぎ、米国で栽培されている綿花

「renment」ブランドサイトではコットンの奥深さを発信

「renment」のブランドサイトでは、これまでに知ることがなかったコットンの奥深さを発信します。コットン製品が誕生するまでには、綿花を育てる人、糸を紡ぐ人、糸を編む人、生地を織る人、生地を染める人、製品を縫製する人と、さまざまな人々の手に渡ります。このようなコットンに携わる人々の想いや情熱をジャーナルとしてお届け。オンラインストアでは、製品を通してジャーナルで紹介した想いや情熱を体感できるということです。

●renment公式ブランドサイト:https://renment.jp
●renment公式instagram:https://www.instagram.com/renment.official