岐阜県のデイキャンプ場15選!川遊びや焚き火ができるおすすめスポット

岐阜県のデイキャンプ場15選!川遊びや焚き火ができるおすすめスポット

内陸に位置する岐阜県には、緑や川といった自然が感じられるデイキャンプ場が数多くあります。今回は、岐阜県内で予約不要や焚き火可のキャンプ場、川遊びにおすすめのスポットなどを15カ所ご紹介します。あわせて、選び方や注意点も参考にしてみてくださいね。

岐阜県でのデイキャンプの魅力

内陸に位置する岐阜県は、大自然を堪能できるキャンプ場が数多くあります。大きく「美濃地方」と「飛騨地方」に分かれ、北部と南部で気候の特徴が異なります。冬には雪の多い飛騨地方と、夏の気温が高い美濃地方、それぞれのエリアごとに魅力があります。また国内有数の温泉地でも知られ、入浴施設のあるキャンプ場が多いのも特徴です。

ここからは、予約不要で行けるキャンプ場や川遊びができる施設、焚き火も楽しめるスポットなど、目的別に15カ所ご紹介します。

【岐阜】予約不要で行けるデイキャンプ場

多くのキャンプ場は事前予約にてサイトを確保するシステムですが、中には予約不要で行けるキャンプ場もあります。まずは、思い立ったときにすぐ行ける、予約不要のデイキャンプ場をまとめました。

中川原キャンプ場

小坂川の河畔にある中川原キャンプ場は、緑と清流に囲まれた大自然の中でデイキャンプが楽しめる施設です。予約制ではないため、直接現地にて管理人に使用料を納めるシステムになっています。場内では川での釣りや水遊び、自然観察などさまざまなアクティビティができるのも魅力。また徒歩で10分ほどの場所に日帰り温泉施設もあります。

施設名中川原キャンプ場
住所岐阜県下呂市小坂町落合1965
アクセス東海北陸道「飛騨清見I.C.」より車で約1時間10分
HPhttps://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_6589.html

朝鳥公園

朝鳥公園は、予約不要かつ無料で利用でデイキャンプができます。園内には数百を数える桜があり、谷川と浅鳥川の両岸に広がる桜並木は圧巻。春には花見客で賑わい、混雑することもあります。しかしキャンプ場を開設する7月から9月はそれほど混雑することもなく、穴場スポットになっています。フリーサイトのほか、炊事場エリアやトイレ、東屋などが整備されています。

施設名朝鳥公園
住所岐阜県揖斐郡揖斐川町上野
アクセスJR「揖斐駅」より車で約15分
HPhttps://www.town.ibigawa.lg.jp/kankoujyouhou/0000006133.html

神洞ほたるの里公園

神洞ほたるの里公園は無料で利用でき、事前予約も不要のキャンプ場です。毎年時期になるとたくさんのホタルが舞い、訪れる人々を楽しませてくれることでも人気です。デイキャンプでは、板取川での釣りやバーベキューなどが楽しめます。公園内にはフリーのテントサイトのほか、炊事場やかまど、トイレが備えられています。テーブルやベンチも設置り、食事をするのに便利です。

施設名神洞ほたるの里公園
住所岐阜県美濃市神洞
アクセス東海北陸自動車道「美濃I.C.」より車で約15分
HPなし

【岐阜】無料で利用できるデイキャンプ場

できるだけコストを抑えてデイキャンプを楽しみたい人に向けて、無料で利用できるキャンプ場をピックアップしました。

大垣市野外活動センター

昭和57年に開設した大垣市野外活動センターは、年間を通して自然とふれあえる施設です。約7,000㎡の広い敷地には、管理事務所や野外調理場、男女別のトイレや駐車場などを完備。また、有料にはなりますが炊飯用具などのキャンプ用備品のレンタルもしています。ただし、利用する場合は事前の予約が必要なので注意しましょう。

施設名大垣市野外活動センター
住所岐阜県大垣市青墓町982
アクセス東海環状自動車道「大垣西I.C.」より車で約15分
HPhttps://www.city.ogaki.lg.jp/0000000340.html

各務原浄化センター

各務原(かがみはら)浄化センターは、無料で利用できるデイキャンプ専用施設です。散策ができる公園のほか、グラウンドやテニスコートなどがあります。デイキャンプサイトは林の中に設置されているため、木陰で快適にデイキャンプを楽しめるのが特徴。1サイトで2台分の駐車場も確保されています。ただし、利用する場合は事前の予約が必要です。

施設名各務原浄化センター
住所岐阜県各務原市前渡西町1521
アクセス各務原市ふれあいバス稲羽線「前渡不動前」バス停より徒歩5分
東海北陸自動車道「岐阜各務原I.C.」より約15分
HPhttps://www.gifu-jyousuikousha.or.jp/reservation.html

笠置山クライミングエリア

恵那市にある笠置山クライミングエリアには、無料のキャンプ場が併設されています。ただし、入山の際にクライマー協力金の300円のみ支払う必要があります。標高1128mの笠置山でクライミングを行えるエリアは、南斜面に広がっています。世界最難クラスから初級者でも楽しめる課題まであり、レベルを問わず楽しめるでしょう。デイキャンプとともにクライミングをしたい方には、おすすめのスポットです。

施設名笠置山クライミングエリア
住所岐阜県恵那市笠置町河合姫栗入会地
アクセス中央自動車道「恵那I.C.」より車で約20分
HPhttps://www.kasagiclimbing.com/

【岐阜】手ぶらで行けるデイキャンプ場

荷物を減らしてデイキャンプへ出かけたい方は、「手ぶらプラン」やキャンプ・調理器具をレンタルしているキャンプ場がおすすめです。手ぶらで行けるキャンプ場をまとめました。

三ッ石オートキャンプ場

静かな森に流れる板取川のほとりにある三ッ石オートキャンプ場。周辺には「板取川温泉」や「川浦渓谷」など四季折々の自然を楽しめるスポットに囲まれたキャンプ場です。バーベキュー用品のレンタルが充実しているほか、近くにあるスーパー「スーパーマルキ」で事前に予約をすれば食材を現地まで配送してくれるので、手ぶらで行けるのが嬉しいポイントです。

施設名三ッ石オートキャンプ場
住所岐阜県関市板取岩本2247-1
アクセス東海北陸自動車道「美並I.C.」より車で約50分
HPhttps://www.mitsuishicamp.com/

伊木山フォレスト

伊木山(いぎやま)フォレストは、犬山城や木曽川を望む絶好のロケーションが自慢のキャンプ場です。食材や器材はすべて用意されており、手ぶらで出かけることができます。全天候型の屋外テラスでは、風を感じながらバーベキューが楽しめます。デイバーベキューサイトには小さめサイズのテントも持ち込み・設営可能で、最大12人まで利用できるのでグループにもおすすめです。

施設名伊木山フォレスト
住所岐阜県各務原市鵜沼小伊木町4-265
アクセス名鉄各務原線「鵜沼宿駅」より徒歩で約20分
中央自動車道「多治見I.C.」より車で約15分
HPhttps://www.igiyamaforest.com/

Orkひるがの

Orkひるがのは、岐阜県群上市にある標高900mに位置する高原キャンプ場です。手ぶらでバーベキューができるプランでは、食材の用意や火起こし、片付けも不要。食材費やサイト利用料も含まれています。子連れや初心者でもアウトドアを手軽に楽しめる場所です。なお、ペット同伴可能で、愛犬と一緒に泊まれるログハウスも備えています。

施設名Orkひるがの
住所岐阜県郡上市高鷲町鷲見上野2363-988
アクセス東海北陸自動車道「ひるがの高原SA スマートI.C.」より車で約3分
HPhttps://ork-hirugano.co.jp/

【岐阜】川遊びができるデイキャンプ場

岐阜県に流れる板取川沿いには、川遊びができるデイキャンプ場が点在しています。ここでは、川遊びが楽しめるキャンプ場を3カ所ご紹介します。

板取キャンプ場

板取川の最上流にある板取キャンプ場。渓流釣りや釣り堀体験、魚のつかみどりといったアクティビティができます。また、川遊びも大人向け遊泳場から子ども向け遊泳場まであり、子連れにおすすめです。デイキャンプでは「日帰りバンガロー」プランが利用できるほか、テントやタープなどを設営することもできます。

施設名板取キャンプ場
住所岐阜県関市板取4602-12
アクセス東海北陸自動車道「美濃I.C.」より車で約1時間
HPhttps://xn--nck7d9azd439v1qf323a.jp/

すぎのこキャンプ場 バンガロー村

すぎのこキャンプ場 バンガロー村は、板取川沿いで最も敷地の広いオートキャンプ場です。板取川で川遊びや魚のつかみどりなどができるほか、常設サウナでのサウナ体験もできます。デイキャンプ広場では、川沿いでバーベキューが楽しめます。フリーサイトになっているので、好きな場所にタープの設営などができます。

施設名すぎのこキャンプ場 バンガロー村
住所岐阜県関市板取一里保木
アクセス東海北陸自動車道「郡上八幡I.C.」より車で約30分
HPhttps://gifu-itadoricamp.jp/

板取川温泉オートキャンプ場

清流・板取川と「板取川温泉バーデェハウス」に隣接した板取川温泉オートキャンプ場は、夏も涼しい林間施設です。場内の水遊び場で思いっきり遊んだ後は、対岸の温泉施設でさっぱりと身体を流せます。屋根付きの日帰りバーベキューハウスには、コンロとテーブル、長椅子が備えられています。また、ペットの同伴も可能です。

施設名板取川温泉オートキャンプ場
住所岐阜県関市板取3586-1
アクセス東海北陸道「郡上八幡・美並I.C.」より車で約30分
HPhttps://itadorigawa.jimdofree.com/

【岐阜】焚き火ができるデイキャンプ場

「デイキャンプで焚き火がしたい」という方もいるのではないでしょうか。キャンプ場によっては、直火OKや焚き火台の使用を必須としているところがあります。事前に確認して、焚き火を楽しみましょう。

平湯キャンプ場

平湯キャンプ場は、奥飛騨の大自然に囲まれた平湯の入り口にある施設です。約200台収容できる、フリーサイトの広大なオートキャンプサイトを備えています。焚き火は直火可となっているので、焚き火台なしでできるのも魅力的なポイント。また、ペットの同伴も可能なので愛犬も一緒にデイキャンプができます。徒歩10分の場所には、種類豊富な露天風呂が楽しめる「ひらゆの森」があります。

施設名平湯キャンプ場
住所岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯768-36
アクセス東海北陸自動車道「飛騨清見I.C.」より車で約1時間
HPhttps://www.hirayu-camp.com/annai.htm

N.A.O.明野高原キャンプ場

自然豊かな明野高原に広がる、大型キャンプ施設のN.A.O.明野高原キャンプ場。オートキャンプ場は100サイト、ペット同伴で泊まれるオートキャンプ場も34サイトなどを備えています。直火OKとなっており、本格的な焚き火が楽しめます。ダッチオーブンを使ったアウトドアクッキングや、明野高原の大自然を活かしたネイチャーゲーム、乗馬クラブでの乗馬体験など、多種多様なアクティビティができます。

施設名N.A.O.明野高原キャンプ場
住所岐阜県郡上市高鷲町鮎立5434
アクセス東海北陸自動車道「高鷲I.C.」より車で約5分
HPhttps://naocorp.jp/

一色の森キャンプ場

一色の森キャンプ場は、飛騨高山の山間に位置する施設です。場内の川では、マスつかみや渓流釣りも楽しめます。焚き火は可能ですが、焚き火台を使用するか、各施設前にあるU字溝を使用することが条件となっているので注意が必要です。冬にはスキー場跡でそり遊びやスキーが楽しめるほか、ドッグランとしても開放されており、ペット連れで冬キャンプを楽しみたい方にもおすすめです。

施設名一色の森キャンプ場
住所岐阜県高山市荘川町一色カラ谷928
アクセス東海北陸道「荘川I.C.」より車で約10分
HPhttp://isshiki-mori.com/

デイキャンプ場の選び方

デイキャンプ場を選ぶとき、何をポイントに選べばよいか気になる方もいるのではないでしょうか。ここでは、デイキャンプ場の選ぶときのポイントをご紹介します。

選び方①料金

まずはキャンプ場の利用料金をチェックしましょう。無料でデイキャンプを楽しめる施設もありますが、多くの施設でデイキャンプや宿泊料金が設定されています。予算と照らし合わせ、適切な利用料金の場所を選ぶとよいでしょう。また、手ぶらで行く場合はレンタル品や食材などの追加料金を確認しておくこともポイントです。GWやお盆など、ハイシーズンで特別料金が設定されている施設もあるので注意が必要です。

選び方②設備とルール

キャンプ場の設備面を重視して選ぶのもポイントの一つです。トイレや炊事場、バーベキュー場、入浴・シャワー設備、自分が楽しみたいアクティビティに関する設備などが充実しているか、事前に確認しておきましょう。また、「焚き火がしたい」「ペットと一緒に行きたい」といった場合は、可能かどうかキャンプ場の細かなルールまでチェックするのをおすすめします。

選び方③アクセス

自宅からのアクセスで選ぶのもおすすめです。デイキャンプは日帰りのため、行き帰りの所要時間を含めた時間の想定が必要になります。岐阜県には山間部のキャンプ場も多いため、車での移動時間が多くかかるかもしれません。余裕をもってアクセスできる距離のキャンプ場から選ぶのも一つのポイントです。

デイキャンプに必要な持ち物

デイキャンプには、「必ず用意しておきたい持ち物」と「あると便利な持ち物」がそれぞれあります。ここでは持ち物についてご紹介しますので、必要な持ち物を把握した上で、購入またはレンタルを検討してみてくださいね。

必ず用意しておきたい持ち物

宿泊のキャンプに比べ、身軽に行けるのがデイキャンプの魅力。「必ず用意しておきたい持ち物」を準備しておけば、最低限の荷物でデイキャンプを楽しめます。

  • タープやサンシェード
  • ペグとペグハンマー
  • テーブル
  • アウトドアチェア
  • レジャーシート

デイキャンプでは、休憩する空間や拠点づくりが大切です。タープをはじめ、テーブルやイス、あるいはレジャーシートで拠点を作ることができます。自前で用意する、レンタルを利用する、あるいは自前とレンタルを組み合わせるなど、それぞれ検討した上で準備をしましょう。

あると便利な持ち物

「あると便利な持ち物」は、季節や行いたいアクティビティによって異なります。楽しみたいキャンプのスタイルにあわせて準備を検討してみてください。

  • 天候や気温の変化に対応する持ち物
    • ブランケット
    • レインウェアやレインコート
  • 快適度をアップする持ち物
    • テント
    • ハンモック
    • クーラーボックス
    • ポータブル充電器
  • 焚き火を楽しむための持ち物
    • 焚き火台
    • 着火剤や着火ライター
    • 軍手やトング

デイキャンプの雰囲気を盛り上げるため、焚き火を楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。焚き火を楽しむためには、焚き火台や焚き火シートをはじめ、薪や着火剤が必要です。特に薪は事前に通販で購入しておくと便利です。長野県で上質な木材を提供している齋藤木材工業株式会社が運営する森の中ストアでは、「信州産カラマツ薪」の通信販売を行っています。着火剤も同梱しているので着火に慣れていない人にもおすすめです。この機会に、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

デイキャンプをするときに気をつけること

デイキャンプをより楽しむために、気をつけたいことをまとめました。

気をつけること①川遊びの危険に備える

川遊びをする際は、服装や見守り方などに注意が必要になります。川では、岩場や木の枝などで肌を切ってケガをしてしまうこともあります。ラッシュガードは必ず着用しましょう。また、底がしっかりしていて滑らない、コードやマジックテープで足首を締められるマリンシューズがおすすめです。

川遊びを見守るときは、万が一に備えて救助アイテムを用意しておくとより安心です。レスキューロープや水を入れた2Lサイズのペットボトルにロープを結びつけたものなどがあれば、救助の際に役立ちます。しっかりと見える位置で大人が見守り、幼児とは必ず一緒に水に入り、常に付き添いましょう。

気をつけること②ゴミの持ち帰りはルールに従う

焚き火と同じく施設のルールを確認しておきたいのが、ゴミの持ち帰りに関してです。ゴミの引き取りを行っているキャンプ場もありますが、持ち帰りが基本となっている施設も多くあります。行きたいキャンプ場のルールを事前に確認し、必要に応じてゴミ袋を用意しておきましょう。自宅で野菜をカットしてから持っていくなど工夫をすると、ゴミを減らすことにもつながります。

気をつけること③熱中症などの体調管理に気をつける

デイキャンプで気をつけたいことのひとつに体調管理があります。特に暑い時期のデイキャンプでは、適度な休息やこまめな水分補給を心がけましょう。天候の変化に備えて上着やブランケットなど体温調節ができるものも準備しておくのも良いでしょう。

また万が一に備え、緊急時に受診できる医療機関を確認しておくことをおすすめします。

岐阜県の医療機関はこちらから確認できます。
https://www.qq.pref.gifu.lg.jp/qq21/WP0101/RP010101BL

岐阜県でデイキャンプを楽しもう!

飛騨山脈や板取川沿いをはじめとする、豊かな自然環境が魅力の岐阜県でのデイキャンプ。川遊びや焚き火といったアクティビティが楽しめる施設をはじめ、オートキャンプ場や手ぶらで行けるスポットなど、さまざまなデイキャンプ場が点在しています。希望のキャンプスタイルにあった施設を見つけて、岐阜県でのデイキャンプを楽しんでみてくださいね。