【ホテルウィングチェーン・テンザホテル】環境に優しいホテルを目指し、木製の環境配慮型カードキーに順次変更

【ホテルウィングチェーン・テンザホテル】環境に優しいホテルを目指し、木製の環境配慮型カードキーに順次変更

株式会社ミナシアは2022年2月9日、環境に優しい取り組みとして同社が運営するホテルウィングチェーンおよびテンザホテルにおいて、2022年2月上旬からプラスチック製カードキーを廃止し、木製の「環境配慮型カードキー」に順次変更すると発表しました。使用される木製カードは、原材料の購入から販売に至るまで国際的な森林管理の認証を行う森林管理協議会「FSC」に認定されたものであり、この取り組みが適切な森林管理を支援することに繋がるとしています。

ホテル事業における環境問題への取り組み

2022年4月1日より「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されます。ミナシアは、これを機にホテル事業におけるプラスチック製品の見直しを進めていくなかで、紛失や宿泊客の持ち帰りなどにより、定期的に追加発注が必要なカードキーに着目。「木製の環境配慮型カードキー」を導入する運びになったということです。

木製カードキーへの切り替えは、2022年2月上旬から「ホテルウィングインターナショナル旭川駅前」「ホテルウィングインターナショナル大阪梅田」「ホテルウィングインターナショナル神戸新長田駅前」を皮切りに、順次実施する予定とのことです。

木製カードキーメーカーのコメント

木製カードキーメーカーからは次のようなコメントが寄せられています。

「この木製カードは、原材料の購入からカードの生産、そして販売に至るまでFSC(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)に認証されています。FSCの原則と基準に従って認定された製品は、現在および将来の社会的、経済的、環境的ニーズを満たしていることの確認ができる森林から由来していることを消費者に保証できます。また、この木製カードは日本特許庁の認定も受けており、実用新案登録証を取得しています。」

今後も環境にやさしい取り組みを進める考え

同社は「ホテルウィングインターナショナル」、「ホテルウィングインターナショナルプレミアム」、「ホテルウィングインターナショナルセレクト」「テンザホテル」の4ブランドを展開し、現在39店舗/5,166室を運営しています。

ホテルウィングチェーンおよびテンザホテルでは、以前から、一部店舗で生ごみリサイクル「大型コンポストバッグ」の導入や、フードロス削減メニューの開発など環境問題を意識した取り組みを実施してきたといいます。今後も顧客の理解や協力を得ながら、環境に優しい取り組みを増やしていく考えです。