【北海道】札幌市近郊のデイキャンプ場10選!焚き火OKや手ぶらで行ける施設をご紹介

【北海道】札幌市近郊のデイキャンプ場10選!焚き火OKや手ぶらで行ける施設をご紹介

雄大な自然に囲まれた北海道。中でも日本最北の政令指定都市・札幌市は、市内外にデイキャンプを楽しめる施設があります。今回は札幌市近郊のキャンプ場からデイキャンプを楽しめる施設に焦点を当ててご紹介します。あわせてデイキャンプに必要な持ち物や注意点も紹介していきますので参考にしてみてください。

札幌市で楽しむデイキャンプの魅力

北海道の道庁所在地・札幌市。都市としての機能はもちろんのこと、郊外には豊かな自然が広がり、札幌市近郊ではデイキャンプをはじめとするアウトドアが楽しめます。ここからは「手ぶらで行ける」「予約不要」「焚き火を楽しめる」といった3つのポイントごとにキャンプ場をご紹介します。

【札幌市内】手ぶらで行けるデイキャンプ場

デイキャンプを楽しみたい方の中には、気軽に手ぶらでキャンプ場を訪れたいという人もいるのではないでしょうか。まずは、手ぶらで行けるデイキャンプ場をご紹介します。

オートリゾート滝野(南区)

全国の国営公園の中で初めてオートキャンプ場として開業したオートリゾート滝野。約600人が収容できる9.5ヘクタールの敷地には、キャビンをはじめ、キャンピングカーサイト、フリーテントサイトなどさまざまなサイトがあり、どのサイトでもデイキャンプを楽しめます。テントやタープ、バーベキューコンロやダッチオーブンなどレンタル品も充実しているので、手ぶらでお出かけもできますね。

施設名オートリゾート滝野
住所北海道札幌市南区滝野247番地
アクセス道央自動車道「北広島I.C.」より車で約30分
HPhttps://www.takinopark.com/autoresorttakino/

紅櫻アウトドアガーデン(南区)

地下鉄を利用して行けるキャンプ場・紅櫻アウトドアガーデン。札幌中心部からは、車で約30分ほどで訪れることができます。テントサイトやタープサイト、カーサイトだけでなくペットもOKな全天候型貸し切りキャンプサイトも、デイキャンプで利用できるのは魅力的ですね。テントやグリルのレンタルだけでなく、クラフトビールやお肉などの販売品もあるので手ぶらでデイキャンプを楽しめます。

施設名紅櫻アウトドアガーデン
住所北海道札幌市南区澄川389-6
アクセス地下鉄南北線「自衛隊前駅」より徒歩で約20分
札幌市中心部より車で約30分
HPhttps://www.benizakuraog.com/

ホリッパ 札幌手稲キャンプリゾート(手稲区)

会員制キャンプ場のホリッパ 札幌手稲キャンプリゾートは、札幌市内から車で約20分、バスでもアクセスできる立地にあります。フリーサイトやオートサイトだけでなく、愛犬と共に過ごせるペットサイトでもデイキャンプを楽しめます。またテントセットやバーベキューオプションといったレンタル品も充実。紙製品やエコ洗剤の利用を推進する、自然に優しいキャンプ場です。

施設名ホリッパ 札幌手稲キャンプリゾート
住所北海道札幌市手稲区手稲前田451-1
アクセスバス停「前田森林公園行き」「前田森林公園入口」より徒歩約12分
札幌市中心部より車で約20分
HPhttps://horippa.com/

とれた小屋ふじいキャンプ場(北区)

農場の一部をキャンプサイトとして開放している、とれた小屋ふじいキャンプ場。茨戸川が隣接しているため、ワカサギ釣りなど川のアクティビティも楽しめる施設です。手ぶらキャンプも充実しており、テントやタープ、テーブルなどがセットになったデイキャンプ用の手ぶらプランもあるのは嬉しいポイント。敷地内には野菜の直売所もあるので、新鮮な野菜を使ったバーベキューもできます。

施設名とれた小屋ふじいキャンプ場
住所北海道札幌市北区篠路町拓北243-2
アクセスバス停「あいの里4条1丁目」から徒歩約3分
札幌市中心部より車で約30分
HPhttps://toreta-fujii.com/autocamp/

札幌市定山渓自然の村(南区)

札幌市中心部から車で約60分ほどで深く豊かな自然に身を委ねられる、札幌市定山渓自然の村。テントから寝袋、ランタンやバーベキューコンロなどレンタル品が充実しているので手ぶらで気軽にデイキャンプができます。テントサイトだけでなくテントハウスやコテージもデイキャンプで利用可能。石窯料理体験といった体験プログラムも楽しめる施設です。

施設名札幌市定山渓自然の村
住所北海道札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野)
アクセス札幌市中心部から車で約60分
HPhttps://www.sj-naturevillage.jp/

【札幌市近郊】予約不要で行けるデイキャンプ場

キャンプ場の中には、事前予約がなくとも思い立ったタイミングでデイキャンプができるところもあります。ここからは、予約不要で気軽にデイキャンプへ行けるキャンプ場をご紹介します。

しのつ公園キャンプ場(石狩郡新篠津村)

しのつ公園キャンプ場のフリーサイトは1日200組限定ですが、予約不要で行くことができます。デイキャンプは、中学生以上の大人800円、小学生500円、幼児が無料とお手頃価格なのは嬉しいですね。キャンプビギナーでも調理しやすいよう加工されている「EAT CAMP」というキャンプ飯商品を販売しているのも魅力的です。

施設名しのつ公園キャンプ場
住所北海道石狩郡新篠津村第46線南1 しのつ公園内
アクセスバス停「しんしのつ温泉たっぷの湯」より徒歩1分以内
道央自動車道「岩見沢I.C.」より車で約25分
HPhttps://tappunoyuonsen.com/camp/

メイプルキャンプ場・RVパーク(恵庭市)

札幌市中心部から車で約50分で行くことができる恵庭市のメイプルキャンプ場・RVパーク。予約は不要で、当日来場順に受付しているキャンプ場です。デイキャンプはフリーサイトにて行えます。また焚き火を楽しむときは、焚き火台と焚き火シートの使用が必須です。リードの着用必須ですが、ペットも同伴できるので、愛犬との時間を過ごすこともできますね。

施設名メイプルキャンプ場・RVパーク
住所北海道恵庭市西島松576-1
アクセス札幌市中心部から車で約50分
HPhttps://maplecamp.net/

【札幌市近郊】焚き火を楽しめるデイキャンプ場

デイキャンプで焚き火を楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。ここでは、札幌市近郊で焚き火を楽しめるキャンプ場をご紹介します。

北広島かえるキャンプ場(北広島市)

札幌から一番近い里山にある北広島かえるキャンプ場は、札幌市中心部から車で約40分で訪れることができます。焚き火は、全てのエリアで行えますが、焚き火台の使用は必須です。デイキャンプへ行く際は、1週間前までに電話での予約が必要になります。テーブルや焚き火台、バーベキューコンロをはじめとするレンタル品やお肉やお米などの販売分も充実しているのも嬉しいポイントですね。

施設名北広島かえるキャンプ場
住所北海道北広島市三島62-1
アクセス札幌市中心部から車で約40分
道央自動車道「輪厚スマートI.C.」より車で約8分
HPhttps://www.kaeru-camp.com/

ちとせ美笛キャンプ場(千歳市)

支笏湖のほとりにあるちとせ美笛キャンプ場は、札幌市中心部から車で約1時間半の立地にある施設です。直火は禁止ですが、焚き火台や脚付きコンロを使えば焚き火ができます。フリーキャンプサイトやオートキャンプサイト、炊事場やバリアフリートイレが完備されている充実した施設です。また支笏湖の雄大な自然を楽しめるカヌーツアーなどもあります。

施設名ちとせ美笛キャンプ場
住所北海道千歳市美笛
アクセス札幌市中心部から車で約1時間30分
新千歳空港から車で約60分
HPhttps://www.shikotuko.jp/

モラップキャンプ場(千歳市)

支笏湖に面したモラップキャンプ場は、正面に恵庭岳を望む素晴らしいロケーションの施設です。焚き火は直火禁止で、焚き火台の使用が必須となります。バーベキューコンロやランタン、イスやテーブルなどのレンタルもできるので身軽にデイキャンプへ行くこともできますね。リード着用でペットも同伴できるので、愛犬との時間も過ごせます。

施設名モラップキャンプ場
住所北海道千歳市支笏湖温泉
アクセス札幌市中心部より車で約1時間30分
道央自動車道「千歳I.C.」より車で約30分
HPhttps://www.qkamura.or.jp/shikotsu/camp/

SNS:https://x.com/fujishima300/status/1756066868358762751

デイキャンプ場の選び方

「どのようにデイキャンプ場を選んだらよいか」と迷う方もいるのではないでしょうか。ここでは、「料金」「設備とルール」「アクセス」の3つのポイントをご紹介します。

選び方①料金

デイキャンプ場の選び方のポイントの一つとして「料金」があります。基本の施設利用料に加え、例えばテントやタープなどレンタルを利用したい、あるいはアクティビティを楽しみたいなど、キャンプスタイルによってかかる費用は異なります。予算と照らし合わせながらデイキャンプ場を選びましょう。

なお、GWやお盆といったハイシーズンは、特別料金となる施設もあるのでしっかり確認したうえで選ぶことをおすすめします。

選び方②設備とルール

設備やルールからデイキャンプ場を選ぶこともおすすめです。例えばトイレや炊事場といった水回りの設備をはじめ、焚き火ができるか、車の乗り入れが可能か、ペット同伴できるかなど、重視したいポイントについて、公式サイトや口コミをチェックすることでキャンプスタイルにあった施設が見つかるでしょう。

不明な点は事前に問い合わせをし、確認しておくと安心してデイキャンプを楽しめます。

選び方③アクセス

自宅からのアクセスでデイキャンプ場を選ぶのもよいでしょう。デイキャンプは日帰りのため、行き帰りの移動を含めた時間の想定が必要です。車やバイク、電車やバスなど交通手段や移動経路も踏まえて、施設選びを行いましょう。

なお、自家用車あるいはレンタカーで行く場合は、利用料金に加え、別途駐車場代がかかる場合もあるので、その点も事前にチェックしておきましょう。

デイキャンプに必要な持ち物

デイキャンプにおける持ち物には、「必ず用意しておきたい持ち物」と「あると便利な持ち物」の2種類があります。ここではデイキャンプに必要な持ち物についてご紹介しますので、参考にしてみてください。

必ず用意しておきたい持ち物

デイキャンプの魅力は、泊まりのキャンプに比べて身軽に行けること。以下は、デイキャンプでも必ず用意しておきたい持ち物です。

  • タープ、サンシェード
  • テーブル、アウトドアチェア
  • レジャーシート
  • ペグとペグハンマー
  • 紫外線対策グッズ

デイキャンプにおいて、休憩する空間や拠点を作るアイテムは必須です。タープやテーブル、イスがあれば空間を作ることができます。タープがない場合は、日陰になる場所にレジャーシートを敷くとよいでしょう。

あると便利な持ち物

あると便利な持ち物を用意しておくと、さらにデイキャンプを楽しめます。

<快適度をアップする持ち物>

  • ブランケット
  • 羽織
  • クーラーボックス

<キャンプ場や道具を綺麗にする持ち物>

  • ゴミ袋
  • 洗剤・スポンジ

<焚き火を楽しむための持ち物>

  • 焚き火台、焚き火シート
  • 着火剤、着火ライター
  • 軍手やトング

デイキャンプで焚き火を楽しみたいときは、薪を事前に通販で購入しておくとよいでしょう。

長野県で上質な木材を提供している齋藤木材工業株式会社が運営する森の中ストアでは、「信州産カラマツ薪」の通信販売を行っています。信州産カラマツ薪は、しっかり乾燥されているため、初心者でも簡単に着火できるのが魅力です。この機会に購入を検討してみるのはいかがでしょうか。

デイキャンプをする際に気をつけること

デイキャンプをより楽しむために、気をつけたい3つのことをご紹介します。

気をつけること①ゴミの持ち帰り

まず気をつけたいこととして、ゴミの持ち帰りがあります。キャンプ場の中には、ゴミの引き取りを行っている施設もありますが、持ち帰りが基本となっているところも多くあります。事前に行きたいキャンプ場のルールを確認し、必要に応じてゴミ袋を用意しておきましょう。

気をつけること②虫除け対策

泊まりのキャンプに比べ、滞在時間が短いデイキャンプですが、虫よけ対策はしっかり行いましょう。虫よけスプレーはもちろん、屋外専用の蚊取り線香もあると安心です。また紫外線対策も兼ねて長袖の着用などもおすすめします。

気をつけること③体調管理

日中を自然の中で過ごすデイキャンプだからこそ、適度な休息やこまめな水分補給は大切です。季節にもよりますが、急な天候や気温の変化に備えて上着やブランケットなど体温調節ができるものも準備しておくのもよいでしょう。

また万が一に備え、緊急時に受診できる医療機関を確認しておくことをおすすめします。

札幌市の医療機関はこちらから確認できます。
https://www.spmed.jp/medimap/

札幌市近郊でデイキャンプを楽しもう!

日本最北の政令指定都市である札幌市は、市内外に豊かな自然を楽しめるデイキャンプ場があります。電車やバスなど公共交通機関で行ける施設をはじめ、焚き火を楽しめるスポット、愛犬と自然の中で過ごせるキャンプ場など、多種多様なデイキャンプ場の中から好みのキャンプスタイルにあった施設を見つけて、札幌市近郊でのデイキャンプを楽しんでみてくださいね。