東京都は2022年1月18日、林野庁や一般社団法人全国木材組合連合会、全国森林組合連合会、公益社団法人国土緑化推進機構、公益社団法人経済同友会、木材利用推進全国会議後援のもと、「WOODコレクション（モクコレ）2022 オンライン展」を開催すると発表しました。開催期間は2022年1月18日～2月15日で、 全国から226社・団体がオンラインブースを出展します。

「WOODコレクション（モクコレ）2022 オンライン展」の概要

WOODコレクション（モクコレ）は、日本各地と東京都が連携し建材・什器メーカー・団体など、全国の木材に関わる事業者が出展する木材製品の展示商談会です。木材の大消費地である東京において、地域材の利用拡大を図ることを目的として開催されています。

2022年2月1日、2日に東京ビッグサイト西1・2ホールで開催予定だった第6回「WOODコレクション（モクコレ）2022」のリアル展示商談会は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により中止が決定され、今回の展示会は「WOODコレクション（モクコレ）2022 オンライン展」として、2022年1月18日から2月15日まで開催されます。全国から226社・団体がオンラインブースを構えるオンライン展は、「製品の検索」や「資料ダウンロード」「お問い合わせチャット」「シームレスなリモート商談」など、出展製品の紹介や商談を支援する機能が満載。参加は事前登録制で、登録後、アンケートに答えた参加者には抽選で、日常の中で『木の良さ』を感じることができる製品のプレゼントも予定されています。

オンラインブースでのオンライン商談

オンライン商談では、40都府県・10の業種カテゴリ（林業、製材、建材、家具・建具、化学、雑貨・小物、官公庁・各種団体、建築・建設、玩具・遊具、その他）から各地の国産材を使った製品を検索可能。キーワードによる出展者検索も行えます。出展者の詳細ページでは、「基本情報」や「動画・製品情報」「SDGsへの取り組み」などを紹介しています。

セミナープログラムのLive配信

イベント内で開催される7つのセミナーが、リアルタイム配信で視聴できるLive配信プログラムは、オンライン展示会の会期中、アーカイブ視聴も可能です。各界のオピニオンたちが、林業、建築、環境、最新技術といった国産木材の可能性を紹介する内容となっているとのこと。

ビジネスマッチング

木材業界のビジネスマッチングの専門家がコンシェルジュとなり、参加者のニーズにマッチする出展者を紹介。また、2月1日と2日には、自分から連絡するのは抵抗がある方やオンライン商談に慣れていない方も参加しやすいよう、事務局による参加者と出展者のオンライン商談のサポートを実施します。

人にやさしい木質空間を紹介

木材は、断熱性の高さや、調湿作用、目に与える刺激の少なさなど、人に心地よい感覚を与える素材です。ナイス株式会社の制作協力を受け、具体的なデータ・数値をもとに、人の健康に良い影響を与える木材の効能について紹介しています。

木塀展示紹介

ブロック塀の代替として注目されている「木塀」は、国産材の活用や街の景観保全などの観点からも、全国的に導入の動きが活発になっています。オンラインで全国各地の国産材を使用した全14種類の「木塀」を紹介しています。

ウッドシティTOKYOモデル建築賞の受賞作品

ウッドシティTOKYOモデル建築賞とは、木材の大消費地・東京において、新たな木材需要を喚起するため、木材利用の新たな可能性を開拓する革新的・モデル的な建築物または木質空間を表彰するコンクールです。展示会では、受賞作品を見ることができます。

MOCTIONコーナー

国産木材の魅力発信拠点“MOCTION（モクション）”では、東京都と全国各地が連携し、国産木材の活用促進を図っています。MOCTIONコーナーでは、実際の展示内容を確認できます。

「ウッドデザイン賞2021」の受賞作品

「ウッドデザイン賞」とは、木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みについて、特に優れたものを消費者目線で表彰する賞です。7回目を迎えた2021年は、433点の応募作品のうち191作品が受賞し、11月下旬には最優秀賞などを公表。オンライン展示会場では、林野庁、ウッドデザイン賞運営事務局、一般社団法人日本ウッドデザイン協会の制作協力のもと、暮らしを豊かに、心を豊かに、社会を豊かにする選りすぐりの受賞作品を一挙公開します。

参考：https://www.mokucolle.com/