焚き火に必要なもの13選!必需品&あると便利な道具、焚き火の際の注意点などをご紹介

焚き火に必要なもの13選!必需品&あると便利な道具、焚き火の際の注意点などをご紹介

キャンプの楽しみのひとつである、焚き火。焚き火に必要なものはさまざまありますが、「色々ありすぎて迷ってしまう」という方もいるでしょう。今回は、焚き火を楽しく、安全に行うために揃えておきたい道具や、あると楽しみが広がるアイテム、火を起こすコツと焚き火の際に知っておきたい注意点をご紹介します。

必要なものを揃えて焚き火を楽しもう

キャンプでは欠かせない存在となった「焚き火」。焚き火に必要なアイテムにこだわると、楽しみ方が広がり、ギアへの愛着もより深まるでしょう。焚き火を楽しむためのアイテムは数多く、各メーカーやブランドが競うように商品を展開しています。まずは、焚き火に必要なものを「始めにこれだけは用意しておきたい必需品」と「焚き火シーンをより盛り上げるアイテム」に分けて、ご紹介します。

焚き火を楽しむための必需品7つ

まずは、焚き火をするのに欠かせない、必需品7つを見ていきましょう。

<必要なもの1>焚き火台

焚き火の際、必ず必要なものに「焚き火台」があります。中には「直火OK」としているキャンプ場もありますが、焚き火台が必要な場所が大多数でしょう。

焚き火人気の高まりとともに焚き火台の種類は多様化しており、各ブランドからさまざまな焚き火台が登場しています。焚き火をするシチュエーションに合わせて選ぶことで、焚き火を快適かつ安全に楽しめるでしょう。

実際にどのような焚き火台があるのか、実例を見てみましょう。

ファミリーや大人数用におすすめな焚き火台

家族で行くファミリーキャンプや複数のグループでするグループキャンプでは、焚き火台も大きめでダイナミックな火を楽しめるものがおすすめです。実際にどのような焚き火台を使っているか、見てみましょう。

スノーピーク|焚火台L

キャンプ用アイテムの王道、スノーピークが展開する「スノーピークの焚火台L」は、ファミリー用焚き火台の定番アイテムとして1996年の発売以来のロングセラー商品です。「焚き火台」というカテゴリを世に広めるきっかけとなったアイテムだとされています。
(参考:焚火台 L [3-4人用](ST-032RS)

ユニフレーム|ファイヤーグリル

株式会社新越ワークスが展開する「ユニフレーム」の定番焚き火台「ファイヤーグリル」。リーズナブルな価格と、ダッチオーブン等の重みにも耐えられる強度などが特徴です。
(参考:ファイアグリル | ユニフレーム アウトドア用品総合メーカー

STC社|ピコグリル760

「ピコグリル760」は、スイスのSTC社が手掛ける焚き火台です。動画サイトがきっかけで人気を博したソロキャンプ用の「ピコグリル398」より一回り大きい、ファミリー用に適したサイズになっています。無断のないシンプルなデザインと構造が人気で、折りたたむとA3サイズのフラットに収納可能です。
(参考:Picogrll760 ピコグリル760 ピコグリル正規販売店

GARELLA ‘EKAHI WORKS|’EKAHI 焚き火”SHINRABANSHO”

キャンプと家族を愛する「イチ」と「シン」が展開する、「GARELLA ‘EKAHI WORKS」。その焚き火台「’EKAHI 焚き火”SHINRABANSHO”」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて241%を達成した人気の商品。機能的で無骨な唯一無二のデザインは、キャンプ場でも目を引くこと間違いなしでしょう。
(参考:EKAHI 焚き火”SHINRABANSHO”

ソロ用におすすめな焚き火台

ソロキャンプ人気の高まりから、コンパクトサイズの焚き火台が多数登場しています。どのような焚き火台が人気なのでしょうか。

コールマン|ファイヤーディスク(TM)ソロ

コールマンの「ファイヤーディスク(TM)ソロ」は、3秒で簡単設営・撤収ができるコールマンの焚火台「ファイアーディスク」のソロキャンパー用サイズとして登場。1人で持ち運びやすい900gの「軽さ」と、耐荷重25kgで、30cmより大きな薪や10インチサイズのダッチオーブンにも対応する「タフさ」を兼ね揃えています。
(参考:ファイアーディスク ソロ (焚き火台) | コールマン オンラインショップ

Steel Factory|リアル ファイヤースタンド ジカビ L

人と被らない一品を探している方におすすめなのは、「リアル ファイヤースタンド ジカビ L」。オリジナルな鉄製家具を製作するSteel Factoryが開発した焚き火台です。逆さにするとUFOの様なユニークなフォルムが特徴的で、足元の暖かさを追求した設計となっています。
(参考:real fire stand JIKABI L

<必要なもの2>焚き火シート

焚き火台とセットで用意したいのが焚き火シートです。焚き火シートは、耐熱性のある素材でできており、焚き火の火の粉による引火を防いでくれます。直火禁止のキャンプ場では、地面を保護するためにも必ず用意しておきましょう。

また、焚き火シートを使えば焚き火台からこぼれ落ちる小さな炭や灰などの掃除の手間が省けるというメリットも。焚き火シートは焚き火台のサイズによって選ぶとよいでしょう。

<必要なもの3>薪

焚き火といえば薪も必需品です。薪には広葉樹と針葉樹があり、それぞれ以下のような特徴があります。

樹種広葉樹針葉樹
主な種類ナラ/クヌギ/カシ/ケヤキスギ/ヒノキ/マツ
特徴・乾燥しても重みがある・着火しづらい・一度火が付けば火持ちがよい・乾燥すると軽い・簡単に火がつく・火力が強い・火持ちが悪い
利用したいシーン・火力が安定してから・一定の火力で長く燃やしたいとき・焚き付け・火力を必要とする料理 など

それぞれの特徴を踏まえて利用すると、スムーズに焚き火を楽しむことができます。

薪を事前に購入する場合は、ECサイトの利用が便利です。「森の中ストア」では、長野県産のカラマツ100%で作った薪を扱っています。森の中ストアの薪は、人工乾燥させているため虫が湧きづらく、含水率を15%以下に押さえています。そのため、焚き火にありがちな「なかなか火が付かない」といったことが少なく、スムーズに焚き火を楽しめるでしょう。

森の中ストアでは、シーンに合わせて25cmと35cmの2種類から薪のサイズを選択可能です。

<必要なもの4>皮製グローブ

焚き火には、断熱効果のある革製グローブも欠かせません。焚き火では焚き火台や薪が非常に高熱になるため、素手や布製の軍手などで扱うと、火傷のリスクが高まるためです。

革製のグローブは布製の軍手などに比べると値が張るものの、その分長く使え、使い込むうちに風合いも良くなります。お気に入りの一組を用意してみてはいかがでしょうか。

<必要なもの5>火ばさみ(薪用トング)

薪を返したりくべたりと、焚き火で何かと出番の多いのが火ばさみ(薪用トング)です。高熱になった薪は、グローブをしていても直で触るのは危ないため、火ばさみを使いましょう。

ステンレス製の一般的な形のトング型や鉄製のはさみ型など、素材やサイズ、色、形も豊富にあるため、キャンプスタイルに合わせて用意するとよいでしょう。

<必要なもの6>着火剤・着火用ライター

薪に火を付けるには、着火剤や着火用ライターがスムーズです。火打ち石などを使う原始的な方法もありますが、初心者では時間がかかったり、火力が弱く薪に着火できなかったりすることも予想されます。着火剤と着火ライターは、スムーズに着火するための必需品のひとつと考えておきましょう。

市販の着火剤は固形とジェル状のものがあります。固形タイプはコストパフォーマンスに優れていますが、ジェル状のものよりも火力は弱く、湿気に弱いため扱いには注意が必要です。一方のジェル状のタイプは、火力が強いのが特徴ですが、入れる量の調節が必要になります。選ぶ時はそれぞれの特徴を踏まえておくとよいでしょう。

<必要なもの7>火消し壺

焚き火を楽しんだ後の片付けでは、火消し壺が活躍します。火消し壺は、燃え残った炭や薪を入れ、空気を遮断することで消火を早めるアイテムです。焚き火が完全に消火するまで待てないときは、放置せずに火消し壺を利用しましょう。

従来の火消し壺はステンレス製のものが主流ですが、かさばるのが難点でした。最近では、コンパクトに持ち運べるものとして、難燃性の素材を使った袋状のものも登場しています。

焚き火の楽しみ方が広がるギア6つ

焚き火関連のアイテムにはさまざまなものがあるため、必需品を手に入れたら次はどれを選ぼうかと考える方も多いでしょう。ここからは、焚き火の楽しみ方をワンランクアップさせるギアを6つご紹介します。

なたや小型の斧、ナイフ

キャンプ場で薪を調達したり、焚き火の時間の楽しみ方のひとつとして、薪割りを自分でしたい方も多いでしょう。なたや手斧(ハンドアックス)と呼ばれる小型の斧、サバイバルナイフなどを持っておくと、現地での薪づくりが楽しめます。

子どもと一緒のキャンプでは、キンドリングクラッカー(キンクラ)もおすすめです。キンクラは、女性や子どもなど力が弱くても薪が割れるように作られており、正しく使えば子どもでも安全に薪割りを楽しむことができます。

薪用ログキャリー

キャンプ場まで薪を運ぶときやサイトで薪を一次保管する際に便利なのがログキャリーです。ログキャリーがあれば、突然の雨でも薪を濡れない場所にすぐに避難させられます。また、見た目にもおしゃれなキャンプサイトを演出できるでしょう。

難燃性の服やエプロン

焚き火中に火の粉が飛んで、「化繊の服に穴があいてしまった」という経験をもつ方も少なくないでしょう。熱に強い素材で作られた服やエプロンを身に着ければ、衣類への引火を気にせずに、安全に焚き火を楽しめます。

焚き火用タープ

焚き火用のタープは、燃えにくい加工を施したり、難燃性の素材を使ったりして作られたタープです。ナイロンなどの化繊で作られたタープは熱に弱いため、タープ下では焚き火ができません。しかし、火の粉が飛んでも燃えない素材のタープを張れば、雨模様でもタープの下で焚き火を安心して楽しむことができるのです。

アウトドアチェア

焚き火の楽しみ方はさまざまですが、じっくり炎を眺めたり焚き火を囲んで会話したりするのに欠かせないツールが、アウトドアチェアです。座り心地にこだわったチェアがあれば、焚き火時間もより満喫できるでしょう。お気に入りのマイチェアを探してみてはいかがでしょうか。

焚き火テーブル

焚き火テーブルは、焚き火の四方をぐるっと囲むように配置するテーブル。大人数で焚き火を囲みながら飲食したいときにピッタリです。素材やデザインも豊富な焚き火テーブルを用意すれば、キャンプでの食事やお酒もついつい進んでしまうのではないでしょうか。

焚き火の準備・やり方

焚き火に必要なものが準備できたら、焚き火のやり方も合わせて確認しておきましょう。ここからは、初心者が失敗しやすい焚き火の着火について、ステップでご紹介します。

【関連記事】キャンプで焚き火や薪ストーブを楽しむには?薪の種類と選び方や焚き付けのコツなど

<ステップ1>薪を組む

焚き火台の中央に、下から「着火剤」「木屑(樹皮や松ぼっくり等でも可)」「焚き付け用の薪」「やや太めの薪」を順に組んでいきます。その際、下から上に向かう空気の通り道を作るよう、薪をピラミッド状に立体的に組んでいくのがポイントです。

薪を組んだ様子

火が燃えるには、空気が持続的に供給されることが必要です。薪をピラミッド状に組むことで、新鮮な空気を常に補給できます。ただし、火を大きくするには熱も必要であるため、薪と薪の間隔を開けすぎないようにしましょう。適度な間隔を開けることで、着火がスムーズになります。

<ステップ2>点火する

薪が組み上がったら、着火ライターなどを使って点火します。点火は、一箇所からだけでなく、複数の方向から行いましょう。着火剤から焚き付けの木屑や樹皮、薪へと徐々に火が育っていくのを焦らずに見守るのがポイントです。むやみに薪を追加したり、あおいだりすると、熱が逃げてしまい逆効果になります。

着火の様子

焚き火は点火時が最も難しく、コツが必要です。失敗も楽しみながら、コツを掴んでいきましょう。

<ステップ3>追加の薪をくべる

太めの薪にしっかりと火が回ったら、追加の薪をくべます。このタイミングでは、最初に着火した薪がおき火になるため、ある程度太い薪を追加しても簡単に火が消えることはないでしょう。

薪を追加する様子

追加の薪は、焚き火料理を楽しみたいときや冬場で火力が欲しい場合は「針葉樹の薪」を、長くじっくりと焚き火を楽しみたいときは「広葉樹の薪」を使うのがおすすめです。薪をくべる時は、樹皮を下にした方が、火が付きやすいでしょう。

<ステップ4>火の始末

焚き火を楽しんだあとは、後始末も欠かせません。最もよいのは、薪を完全に燃やし、灰にしてしまうことです。ただし、薪を完全に燃やし切るには、ある程度の時間が必要です。完全に消火するまで待てない場合は、前述の火消し壺が役立つでしょう。

【関連記事】焚き火をした後の灰の処理は?安全な処理方法とリサイクル活用術を紹介
【関連記事】焚き火はどう後始末する?後始末の基本や注意したいことを紹介

焚き火の注意点

最後に、焚き火をするときの注意点を確認しましょう。

焚き火は周りの環境や天候を確認してから

火を使う焚き火は、焚き火台や焚き火シートを利用していたとしても、周りへの引火による火事の危険を伴います。そのことを踏まえて、当日の風速や風向きの様子、周囲に燃えやすいものがないかなどを確認しながら行いましょう。強風が予想されるときは、思った以上に燃え上がってしまったなどという事態も想定されます。天候によっては中止の決断をすることも必要になるでしょう。

火が付いたまま長時間目を離さない

焚き火中は、火が安定していたとしても、長時間目を離さないようにしましょう。火の粉が飛んで、いつの間にか下草などに燃え移ってしまった、急に風向きが変わり、テントに引火してしまった、といったことも起こり得ます。特に、就寝時は「火が付いたまま放置しない」のが鉄則です。水をかけて消化するほか、火消し壷を上手に利用して安全に楽しみましょう。

焚き火を楽しんだら後片付けを

焚き火の後は、片付けをきちんと行うことがマナーです。燃えカスや炭、灰はキャンプ場のルールに従って適切に処理しましょう。多くのキャンプ場では、焚き火の灰などは、燃えるゴミと分けて処分するようになっています。灰や炭は火が消えていても、他のゴミ類と一緒にせず、決まった方法で処分しましょう。

また、炭や灰は土に埋めても分解されないため、地面を掘って埋めるのは厳禁です。土壌や環境を保護する観点からも、ルールやマナーを守りながら焚き火を楽しみましょう。

焚き火は必要なものを揃えるのも楽しみのひとつ

薪や焚き火台の他にも、焚き火に必要なものは数多くあります。必要なものを揃えるのも、焚き火の楽しみのひとつと言えるのではないでしょうか。お気に入りのアイテムを手に入れたら、周りのキャンパーや環境にも配慮しながら焚き火を楽しみたいですね。今回ご紹介した焚き火に欠かせないギアや便利なアイテムも参考にしながら、自分だけの焚き火時間を演出してみてはいかがでしょうか。