茨城県のデイキャンプ場15選!無料で楽しめる施設からペット可などおすすめスポットをご紹介

茨城県のデイキャンプ場15選!無料で楽しめる施設からペット可などおすすめスポットをご紹介

茨城県は、太平洋をはじめ筑波山や利根川、霞ヶ浦などの海や山、川に湖沼と豊かな自然が魅力的な県です。今回は茨城県にあるデイキャンプ場を施設の特徴ごとにご紹介します。キャンプ場の選び方や持ち物、注意点なども併せてご紹介いたしますので、茨城県でデイキャンプを楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

茨城県で楽しむデイキャンプの魅力

茨城県でのデイキャンプの魅力は、県の東側に広がる太平洋、日本百名山の一つである筑波山、日本で2番目に大きい湖・霞ヶ浦など豊富な自然を楽しめることにあります。加えて、ネモフィラで有名な国営ひたち海浜公園や梅の名所である偕楽園、鹿島神宮や大洗磯前神社といった観光名所も多数。キャンプから観光まで楽しめるのも茨城県ならではの魅力です。ここからは、「無料」や「手ぶら」「ペット同伴可能」など目的別に15カ所のキャンプ場をご紹介します。

【茨城】無料で楽しめるデイキャンプ場

「コストを抑えてデイキャンプを楽しみたい」という方には、無料で利用できる施設がおすすめ。ここでは、無料でデイキャンプができる施設をご紹介します。

小滝沢キャンプ場

小滝沢キャンプ場は、予約不要かつ無料でデイキャンプを楽しめる施設です。東屋をはじめ、屋根付きの水道やトイレなども整備されています。キャンプ場内を流れる花貫川では、浅瀬が続く淵で水遊びが楽しめるのも嬉しいポイント。ただし、秋に行われる紅葉まつりの期間中は、キャンプおよびバーベキューの利用ができないので、事前に確認しておきましょう。

施設名小滝沢キャンプ場
住所茨城県高萩市大能地内
アクセス常磐自動車道「高萩I.C.」より車で約20分
HPhttp://www.takahagi-kanko.jp/page/page000032.html

和田公園(浮島デイキャンプ場)

和田公園にある浮島デイキャンプ場は、無料で利用できる施設です。広大な湖・霞ヶ浦を一望できるほか、湿生植物園、チューリップ畑があり、豊かな自然を感じられる場所でもあります。施設内には、屋根付きの炊事棟やバーベキュー広場もあり、デイキャンプを楽しめる環境が整っています。

施設名和田公園(浮島デイキャンプ場)
住所茨城県稲敷市浮島5020-1(和田公園内)
アクセス首都圏中央連絡自動車道「稲敷I.C.」より車で約30分
HPhttps://www.city.inashiki.lg.jp/page/page000723.html

小貝川緑地(小貝川リバーサイドパーク)

小貝川緑地(小貝川リバーサイドパーク)は、デイキャンプを無料で楽しめるスポットです。園内にはバーベキュー広場やふれあい広場などがあり、バーベキューをはじめ、テントを張って過ごすこともできます。また、「冒険ランド」という自転車コースもあり、サイクリングにも最適です。なお、利用は9時から17時までで、宿泊は禁止となっています。

施設名小貝川緑地(小貝川リバーサイドパーク)
住所茨城県取手市中内
アクセスJR常磐線「藤代駅」より徒歩で約40分
首都圏中央連絡自動車道「常総I.C.」より車で約40分
HPhttps://www.city.toride.ibaraki.jp/mizutomidori/shisetsu/005.html

取手緑地運動公園

利根川沿いにある取手緑地運動公園は、無料で利用できるデイキャンプスポットです。園路広場脇、成年野球場A脇の2カ所にバーベキュー広場が整備されているので、バーベキューコンロや食材を持ち込めばバーベキューが楽しめます。宿泊はできませんが、日よけ目的でテントを張ることは可能です。ただし、使用可能なテントが定められているので、事前に確認しておくことをおすすめします。

施設名取手緑地運動公園
住所茨城県取手市取手1丁目地先
アクセス常磐自動車道「谷和原I.C.」より車で約30分
HPhttps://www.city.toride.ibaraki.jp/mizutomidori/shisetsu/011.html

【茨城】手ぶらで行けるデイキャンプ場

できるだけ荷物を減らしてデイキャンプに行きたい方は、キャンプ用品のレンタルやバーベキュー用の食材の事前注文ができる施設がおすすめ。手ぶらで気軽にデイキャンプを楽しめるキャンプ場をまとめました。

城里町総合野外活動センター ふれあいの里

城里町総合野外活動センター ふれあいの里は、気軽にバーベキューやデイキャンプができる施設です。バーベキューに必要な食材は事前予約可能。調理器具のレンタルもあるので手ぶらで行くことができます。75台の車が収容できるオートキャンプ場ではデイキャンプも楽しめます。ペット可のサイトもあるので、愛犬と一緒に出かけることもできますね。

施設名城里町総合野外活動センター ふれあいの里
住所茨城県東茨城郡城里町上入野4384
アクセス茨城交通「小松」バス停留所より徒歩約10分
常磐自動車道「水戸I.C」より車で約10分
HPhttp://fureai.shirosatocamp.jp/

大洗サンビーチキャンプ場

大洗サンビーチキャンプ場は、海沿いでデイキャンプをしたい方におすすめのキャンプ場です。場内からは海を眺められ、ビーチまで徒歩で行けます。テントやインナーマット、ワンタッチタープなどレンタル品も充実。またレンタル品に「手ぶらセット」があるだけでなく、テントやタープの設営・撤収が不要なキャンプサイトもあり、キャンプ初心者に優しい施設です。

施設名大洗サンビーチキャンプ場
住所茨城県東茨城郡大洗町大貫町1212-57
アクセス東水戸道路「水戸大洗I.C.」より車で約10分
HPhttps://www.oarai-camp.jp/

奥日立きららの里

日立市にある奥日立きららの里は、手ぶらでデイキャンプを楽しめるスポットです。テントやタープ、バーベキューコンロといったキャンプ用具のレンタルが可能なため、荷物を減らして出かけられます。場内にはオートキャンプ場をはじめ、ケビンや研修室があります。また日本一長いスライダーやローラーすべり台など遊具もあり、子連れにもおすすめの施設です。

施設名奥日立きららの里
住所茨城県日立市入四間町863-1
アクセス常磐道「日立中央I.C.」より車で約10分
HPhttps://kiraranosato.com/

やすらぎの里公園

常陸大宮市にあるやすらぎの里公園では、オートキャンプ場でデイキャンプを楽しむことができます。バーベキュー広場は1カ所1,560円で利用でき、鉄板や調理器具のレンタル料が含まれています。またバーベキューコンロや炊事セットのレンタル、食材の事前予約もできるので、手ぶらでお出かけできますね。なお、デイキャンプは電話のみの受付となっているので事前に確認しておきましょう。

施設名やすらぎの里公園
住所茨城県常陸大宮市小舟1234-2
アクセス北関東自動車「宇都宮上三川I.C.」より車で約1時間
HPhttps://ho-forest.jp/index.html

ARANAMIオートキャンプ場

ARANAMIオートキャンプ場は、利根川河口にあるキャンプ場です。テントやバーベキューコンロ、調理器具のレンタル品が充実しています。バーベキュー用の薪が無料提供されているのも嬉しいポイント。施設内には川に面したリバーサイトやフリーサイト、バンガローなどもあります。鉄棒やブランコなどのある遊具広場があり、ファミリーキャンパー向けの設備も充実。場内では焚き火を楽しむこともできますが、直火は禁止となっているので焚き火台などを使用しましょう。

施設名ARANAMIオートキャンプ場
住所茨城県神栖波崎荒波2552
アクセス東関東自動車道「潮来I.C.」より車で約50分
HPhttp://www.aranami-camp.jp/index.html

【茨城】ペット同伴が可能なデイキャンプ場

「愛犬と一緒に出かけたい」という方におすすめしたいペット同伴可能なキャンプ場をご紹介します。事前にしっかりとルールを確認し、愛犬と一緒にデイキャンプを楽しみましょう。

上小川レジャーペンション

上小川レジャーペンションは、愛犬と一緒にデイキャンプを楽しめるキャンプ場です。施設内のドッグパークでは、リードを外して走り回れます。デイキャンプはもちろん、泊まりのキャンプにもおすすめの施設。中でも1日2組限定のグラスサイトはドッグフリーサイトとしても利用可能です。なお、上小川レジャーペンションでは、ペット規約も定められているので、事前にしっかり確認しておきましょう。

施設名上小川レジャーペンション
住所茨城県久慈郡大子町頃藤4368
アクセス水郡線「上小川駅」より徒歩で約20分
常磐自動車道「那珂I.C.」より車で約50分
HPhttp://www.kamiogawa.net/

アスパイヤの森

アスパイヤの森は、キャンプ場やスケートボードパーク、ボルダリングやドッグランが併設されたレクリエーション施設です。愛犬と共に日帰りバーベキューを楽しむことも可能。施設内には、サイト内ノーリード可な小型ドッグランサイトや区画ドッグサイトもあり、宿泊のキャンプでも愛犬との時間を過ごすことができます。

施設名アスパイヤの森
住所茨城県水戸市有賀町1805
アクセス常磐自動車道「水戸I.C.」より車で約10分
HPhttps://aspire-mori.com/

フォンテーヌの森

フォンテーヌの森は、さまざまなスタイルのキャンプが楽しめる施設です。施設内には、自然豊かな森を体感できるオートサイトに加え、キャビンやコテージなどもあります。焚き火台を使用して、焚き火を楽しむことも可能。またソロキャンパーに嬉しい割引や連泊割引などユニークな割引サービスも魅力の一つです。なお、ペットの同伴も可能ですが、必ずリードを着け、通路や他サイトへ届かないつなぎ方を心がけましょう。

施設名フォンテーヌの森
住所茨城県つくば市吉瀬1247-1
アクセス常磐道「桜土浦I.C.」より車で約10分
関東鉄道バス「吉瀬」バス停留所より徒歩で約15分
HPhttps://www.fontaine-no-mori.com/

高萩ユーフィールド

高萩ユーフィールドは、全サイトでペットと宿泊できるキャンプ場です。日帰り利用として、デイキャンプも楽しめます。オートサイトやテントサイト、グラスやフォレストサイトなどさまざまな区画が整備されているので、ファミリーからソロキャンパーまで幅広い層におすすめのスポット。また廃校を再活用したキャンプ場なので、体育館やプール、家庭科室でさまざまなアクティビティを楽しむこともできます。

施設名高萩ユーフィールド
住所茨城県高萩市下君田682番
アクセス常磐自動車道「高萩I.C.」より車で約20分 
HPhttps://www.you-field.com/

那珂アーバンキャンプフィールド

那珂アーバンキャンプフィールドは、街中でキャンプを楽しめる施設です。オートサイトや電源サイトがあり、宿泊はもちろん、デイキャンプの利用もできます。ペットの同伴も可能で、施設内にはドッグランもあります。またテントやテーブル、焚き火セットなどレンタル品も充実しているので、キャンプ初心者や手ぶらでキャンプを楽しみたい人にもおすすめのスポットです。

施設名那珂アーバンキャンプフィールド
住所茨城県那珂市鴻巣786-1
アクセス常磐自動車道「那珂I.C.」より車で約2分
HPhttps://www.naka-ucf.com/

つくばねオートキャンプ場

筑波山麓に位置するつくばねオートキャンプ場は、豊かな自然を体感できるスポットです。ペットの同伴は事前に相談した上で可能となっています。フリーサイトやオートキャンプサイト、こもれびサイトなどさまざまな区画でデイキャンプを楽しめます。またキーホルダーや万華鏡つくり、料理教室などを開催しているのも魅力の一つです。

施設名つくばねオートキャンプ場
住所茨城県石岡市小幡2132−14
アクセス常磐自動車道「千代田石岡I.C.」または「土浦北I.C.」より車で約30分
HPhttps://tsukubane-camp.com/

デイキャンプ場の選び方

ここでは、デイキャンプ場の選び方を3つのポイントに絞ってご紹介します。キャンプ場選びに悩んだら参考にしてみてください。

選び方①料金

お出かけのときに最も気になるのが「費用」です。キャンプ場の利用料をはじめ、駐車場代、キャンプギアのレンタルや食材購入費など、希望のキャンプスタイルによって費用は異なります。楽しみたいデイキャンプのスタイルと費用を照らし合わせて、キャンプ場を選びましょう。

なお、GWやお盆など、人気のシーズンは特別料金になっている場合もあるので事前にチェックしておくこともおすすめします。

選び方②設備

設備面を重視することもキャンプ場を選ぶ上で大切なことです。車の乗り入れができるオートサイト、自由にテントが張れるフリーサイト、バーベキュー場、ドッグランなど、自分や家族が楽しみたいアクティビティに関する設備が充実しているか、事前にチェックしておきましょう。なお、テントサイトの区画によっては、使用したいテントやタープが使えない場合もあるので、併せて確認しておくと安心してデイキャンプを楽しめますよ。

選び方③アクセス

アクセス面からキャンプ場を選ぶのもおすすめです。茨城県内のキャンプ場は、車での移動はもちろん、公共交通機関でお出かけできる施設もあります。なお、マイカーやレンタカーで行く場合は、別途駐車場代を設定しているキャンプ場もあるので事前にチェックしておきましょう。

デイキャンプに必要な持ち物

ここでは、デイキャンプをする際に「必ず用意しておきたい持ち物」と「あると便利な持ち物」をご紹介します。持ち物を把握した上で、購入またはレンタルを検討してみるのはいかがでしょうか。

必ず用意しておきたい持ち物

身軽で行けることが魅力のデイキャンプ。最低限の荷物を準備しておけば、思いきりデイキャンプを楽しめるはず。

  • タープやサンシェード
  • ペグとペグハンマー
  • テーブルやアウトドアチェア
  • レジャーシート
  • 紫外線対策グッズ

デイキャンプでは、休憩する空間や拠点を作るアイテムが必要不可欠です。タープをはじめ、テーブルやイス、あるいはレジャーシートなどで空間を確保することができます。キャンプ場によっては、キャンプ用品のレンタルも行っているので、自前で用意するのか、レンタルするのか、それぞれ検討した上で準備を行うことをおすすめします。

あると便利な持ち物

用意しておくとよりデイキャンプを楽しめる「あると便利な持ち物」をご紹介します。季節や希望のアクティビティ、行きたいキャンプ場に合わせて準備を検討してみてください。

  • 天候や気温の変化に対応する持ち物
    • ブランケット
    • レインウェアやレインコート
  • 快適度をアップする持ち物
    • テント
    • ハンモック
    • クーラーボックス
    • ポータブル充電器
  • 焚き火を楽しむための持ち物
    • 焚き火台
    • 着火剤と着火ライター
    • 軍手やトング

デイキャンプでの焚き火に必要な薪は、事前に通販で購入しておくと便利です。長野県で木材加工業を営む齋藤木材工業株式会社が運営する「森の中ストア」では、焚き火に適した「信州産カラマツ薪」を販売しています。着火剤も同梱されているので、着火に不慣れな方にもおすすめ。この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

関東には、ほかにも数多くのデイキャンプ場があります。こちらの記事もぜひご覧になってみてくださいね。

デイキャンプをするときに気をつけること

気をつけること①ゴミの持ち帰りはルールに従う

施設によってはゴミの引き取りを行なっているキャンプ場もあります。しかし、持ち帰りが基本的なルールとなっている施設も多くありますので、ルールを事前に確認し、必要に応じてゴミ袋を持参しましょう。またバーベキューをする場合、事前に野菜の皮をむくなど下ごしらえをしておくと、現地で出るゴミが減るのでおすすめです。

気をつけること②虫・紫外線対策をする

自然豊かな茨城県のキャンプ場では、ハチやアブ、蚊といった虫に遭遇することは十二分に考えられます。デイキャンプといっても油断せずしっかり虫よけ対策を行いましょう。虫よけスプレーだけでなく、屋外専用の蚊取り線香も持参しておくと安心です。

また虫対策だけでなく紫外線対策もしっかり行いましょう。日焼け止めをはじめ、帽子やサングラスの着用、またはテントやタープなどで日陰を作るなどもおすすめです。虫・紫外線対策をしっかり行なってデイキャンプを楽しみましょう。

気をつけること③熱中症などの体調管理に気をつける

上で述べた紫外線対策のほか、熱中症などの体調管理も気をつけたいポイント。日陰での適度な休憩やこまめな水分補給を心がけましょう。急な気温の変化に合わせて、体温調節できる服装を用意することもおすすめします。

また万が一に備えて、休日に受診できる医療機関についてチェックしておくと、安心してデイキャンプを楽しめますよ。目的地のキャンプ場の最寄りの病院はどこなのか、日曜・祝日の当番医はどこなのかなど、緊急時に備えて調べておきましょう。

茨城県の医療機関情報はこちらをチェック
https://www.qq.pref.ibaraki.jp/

茨城県でデイキャンプを楽しもう!

太平洋をはじめ、筑波山や霞ヶ浦などの自然が広がる茨城県。国営ひたち海浜公園や偕楽園といった観光名所もあり、デイキャンプから観光まで楽しめる魅力的な県です。無料で利用できる施設や手ぶらで行ける場所、愛犬と過ごせるスポットなど希望のキャンプスタイルに合わせて、茨城県でのデイキャンプを楽しみましょう。